熟年再婚にありがちなトラブルと後悔。幸せは、過去の失敗を乗り越えた先にある

 このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る
最終更新:

 

一度は失敗しているのだから、「今度こそ」という想いも強いであろう、熟年再婚。

 

ですが、残念ながらトラブルも多く「失敗した」と後悔している方も少なくありません。

 

具体的にどんなことに後悔するのか?熟年再婚にありがちなトラブル、失敗例をまとめてみました。

 

足腰が不自由になり、気持ちの上でも心細くなってくる老後。

 

そんな時間を共に助け合って過ごせるパートナーができることはとても幸せなことです。

 

しかし、現実はいいことばかりではありません。

 

トラブル① お金の問題で泥沼化

本人同士が幸せでも、周りの人たちみんながその熟年再婚を祝福してくれるわけではないでしょう。

 

例えば、相手に子供がいた場合。

 

親が再婚すればその相手も「法定相続人」になりますので、ゆくゆくは遺産相続でトラブルになる可能性も出てくるわけです。

 

ゆえに、熟年再婚の話をした段階で猛反対されるケースも。

 

反対を押し切って結婚した場合、子供との関係が悪くなってしまう可能性も考えられます。

 

実際に、「再婚相手と子供の板挟みになって苦しい」と後悔している方も少なくありません。

 

トラブル② 親の介護を押し付けられる

熟年再婚の年だと、結婚した段階でその親が要介護になっているという可能性も考えらえます。

 

甘い言葉をささやいておいて、実は介護要員が欲しいだけだった・・・なんてことも無きにしも非ず。

 

さすがに二度目、三度目の結婚となればそのくらいのウソは見破れると思いますが、老後への不安やさみしさから判断を誤って失敗してしまうという可能性も考えられます。

 

精神的にも経済的にも豊かな老後を過ごしたいと思って熟年再婚したのに、実際は初っ端から介護生活というのでは「話が違うじゃないの!」と爆発したくもなりますよね。

 

「やっぱりやめておけばよかった」と後悔することがないように、熟年再婚には若い頃の結婚以上に「慎重さ」が必要です。

 

トラブル③ 前の結婚を超えられない

再婚の場合は、初婚とは違った難しさがあります。

 

それは、「前のパートナーの影がチラつくこと」。

 

熟年離婚を経て再婚している場合は、前のパートナーとの時間のほうが圧倒的に長かったわけですから、どうしても無意識的に二人を比べてしまうでしょう。

 

「前のパートナーはこうだった」とハッキリ口に出さなくても、自分が比べられていることはなんとなく気づいてしまうもの。

 

料理の味、生活スタイル、経済観念・・・等々、全く新しいスタイルを二人で一から築いていくためには、過去をスッパリと断ち切る必要があります。

 

しかし、熟年再婚するような年になると気持ちも行動もなかなかうまくリセットできなくなってくるんですね。

 

結果的に相手を精神的に追い詰めてしまったり、「再婚なんてしなければよかった」と後悔させてしまったり。

 

何気ない言動が新しいパートナーを追い詰めてしまってはいないか、時々は自らを振り返ることが大切です。

 

【まとめ】過去の失敗があるから今がある。その想いを共有しよう

熟年再婚でありがちな失敗、トラブルについてご紹介しました。

 

ポイントをまとめます。

 

  • 自分の死後、お金に関して親族同士がトラブる可能性がある
  • ゆえに、周りから強い反対に遭うかもしれない
  • 高齢の親の介護問題がついてまわる
  • 前の結婚で染みついた習慣が抜けない

 

人は失敗から学べる賢い生物。

 

熟年再婚も例外ではなく、過去の失敗や後悔を意識的に「超えよう」とする強い気持ちが必要です。

 このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る

永代供養の総合情報

スポンサーリンク