介護リフォームの流れってどうなっているの？大筋を解説！
自宅で家族を介護することになると、家のあちらこちらに見過ごせない「不便さ」が出てくるものです。
いざ、介護リフォームをしようとなった時に慌てないように、また詐欺などの被害に遭わないためにも、申請手順や工事の流れについて確認しておきましょう。
ここでは、介護リフォームのざっくりとした流れについて見ていきます！
「助成金が出るから」と業者に載せられてリフォームしたものの、実際にはお金は1円も戻ってこなかった。
そんな詐欺被害も増えています。
「介護」というデリケートな問題を食い物にする悪徳業者から身を守るためにも、基本的な流れを知っておくことが大切ですね。
介護のためのリフォームでは、最高で18万円まで介護保険による助成を受けることができます。
しかし、この制度につけこんで必要のないリフォームを持ちかけてくる悪徳業者もあるのだとか！
罠に引っかからないためにも、介護リフォームの正規の流れを確認しておかなければいけませんね。
まず覚えておいて欲しいのは、介護のためのリフォームは一般的な住宅リフォームとは違うということ。
基本的に担当のケアマネージャーさんを介して調整することになりますので、まずはケアマネさんに相談するところからスタートします。
ケアプランや、助成金を受け取るための書類を作成してもらい、それから実際のリフォーム業者選び＆工事へと進んでいきます。
この流れを無視すると助成金を受け取れなくなってしまうかもしれませんのでご注意を！
⇒ 介護のためのリフォームは申請すれば安くなる！その方法は？
基本的に、介護保険を利用したリフォームは、ケアマネージャーさんが紹介してくれる業者さんにお願いすることになります。
介護リフォームに関して実績豊富な業者さんが提携しているはずですから、技術については心配ないはず！
信頼のおけるケアマネさんであれば、流れに任せてサクサクッと話を進めてもらいましょう。
打ち合わせを兼ねて自宅に調査に来てもらうことになりますが、その際は、介護をしていく上で困っていること、不便に感じていることを細かく伝えましょう。
自宅でどんな介護をするのか？それによってもリフォーム内容は違ってきますので、必ずケアマネさんも出席することになります。
介護される立場の人の意見も大事ですから、同席できるのであればご本人にも参加してもらえるのが理想的ですね。
くれぐれも、介護される立場の人が置き去りになるようなリフォームにならないように！
さてさて、この打ち合わせを経て、具体的な介護プランやリフォームプランが固まっていきます。
介護内容とリフォームの内容はうまくマッチングしているのか？ケアマネさんと一緒に確認しましょう。
自己負担金も含めて問題がなければ、これで業者＆リフォーム内容は決定です！
⇒ 介護リフォームの相場を知りたい！安く済ませる方法はある？
リフォームの詳細が確定したら、役所に事前申請が必要です。
なぜ・どんなリフォームが必要なのかを事前に説明しておかなければ助成金をもらうことができないのです。
必要な書類はケアマネさんやリフォーム業者が作成してくれるはず。
ここで審査が通れば、晴れて介護リフォーム工事がスタートする！という流れになっています。
そして、工事の費用は一旦、自分で負担。
その後、リフォームが終わったことを証明する書類や写真を添付の上で助成金の申請書を提出すれば、助成金が還付されるという流れになっています。
ちなみに、助成金の申請には以下の書類が必要になりますので覚えておきましょう！
（基本的にはリフォームを担当した業者が作成する内容です）
- リフォーム完了の確認書（業者の社名や住所、工事の着工年月日、完成した年月日、リフォーム工事の具体的な中身、ビフォー&アフターの写真）
- 工事費用の内訳書
- 領収書
このような正規の流れをふまず、強引に工事を進めようとする業者は危険です！
市町村によっても申請方法や還付の流れは異なりますので、事前によく確認し、詐欺の被害に遭わないように自分で自分の身を守りましょう。
【関連記事】
こちらの記事で、介護リフォーム業者選びのポイントについて、さらに詳しくご紹介しています。
↓ ↓ ↓
介護リフォーム業者選びのポイントは事例を知ること！
さらに、施工事例だけでは判断できない部分を調べる考え方についても、こちらの記事で詳しく解説しています。
↓ ↓ ↓ 施工例だけではわからない、介護リフォーム業者の良し悪し
上記の記事も、きっとお役に立てると思います！あわせてお読みくださいませ。
永代供養の総合情報
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