退職金はどこに預けるのが賢い選択?定期預金のプランを比較してみた!
退職金を定期預金に入れたいとお考えの方も多いことでしょう。
金融機関にはどんなプランがあって、金利はどのくらいなのか?
この記事では3つの金融機関の定額預金プラン例をご紹介します。
金融機関の多くは退職金に特化した定期預金プランを用意していますが、その金利は様々。
ゼロ金利の影響で、金利を高く設定している銀行は減っている・・・とはいえ、最初の数か月の金利をガツンと高く設定しているプランもあるので、選び方は慎重に!
「お金のことはよくわからない。でも、特にすぐに使い道もないし、、とりあえず銀行に預けたい」
そんなみなさんには、ろうきんの定期預金が最もシンプルでわかりやすいでしょう。
その名も「退職金定期預金」、ネーミングもそのままズバリでシンプルです。
ここでは、中央ろうきんの公式サイトに掲載されている金利をご紹介します。
※他行だと「3ヶ月もの」からプランが用意されているところが多いですが、ろうきんでは現在新規の取り扱いを休止しています。
つまり、店頭で表示されている通常の金利に0.15%~が上乗せされるということです。(※上乗せ金利が適用されるのは初回満期日までで、それ以降の継続は店頭表示金利が適用される仕組みです)
近畿ろうきんだと、初回限定で年0.3%も上乗せされますので、同じろうきんでも地域によって異なります。
預かり入れ金額は「500万円以上」とする金融機関が多いですが、ろうきんは300万円~となっているのも良心的ですね。
とりたててものすごく金利が高いわけではありませんが、幅広く、いろんな方が利用しやすいプランではないかと感じます。
「退職金の使い道は決めていないけど、金利の高いところに預けて効率よく退職金を増やしたい」
そのようなニーズには、以下のような定期預金プランはいかがでしょうか。
いずれも、預かり入れ期間は3ヶ月です。
- 三井住友銀行のSMBC退職金運用プラン(500万円~、初回特別金利0.5%)
- 三菱UFJ信託銀行の「定期預金コース」(1000万円~、初回特別金利0.8%)
例えばMUFGのほうで1000万円を預けるとしたら、計算式は「1000万円×0.8%×3/12ヶ月」で20,000円。
そこから税金4,063円を引く形となり、最終的に15,937円の利息となります。
投資とは違って、預けるだけでほぼリスクなく確実にお金を増やせるというのがポイントですね。
一方で、「せっかくまとまったお金が入るのだから、ちょっと冒険して投資にも挑戦してみたい」という方もいらっしゃるでしょう。
ですが、知識や経験のない初心者だとあれこれリスクを考えて慎重になってしまいますよね。
「できるだけ失敗はしたくない、リスクを冒したくない。でも、お金を増やすためにちょっと冒険してみたい気もする」
そんなニーズに答えてくれるのが、定期預金と投資の合わせ技です。
例えば、りそな銀行の「ファンドラップ+円定期の同時お預かり入れ」があります。
⇒ 参考:りそな銀行の「ファンドラップ+円定期の同時お預かり入れ」
ファンドラップとは、簡単に言うと銀行にまとまったお金を預けて投資運用をしてもらうことです。
「退職金の500万円のうち、250万円は定期預金、250万円はファンドラップ」みたいな形で預けておくプランですね。
ファンドラップで攻めて、定期預金で守る。
そんなイメージでしょうか。
定期預金の金利は3ヶ月もので年6.0%なので、3ヶ月で29,800円もの利息がつくということです。
確実に増やすお金を確保しつつ、当たると大きい運用益にも期待できるというのがこの商品の魅力!
退職金を確実に増やすための定期預金の使い方、おススメの金融機関についてご紹介しました。
ポイントをまとめます。
- 金融機関には退職金専用の定期預金プランがあり、金利が高めに設定されている
- 退職金向けの定期預金は、金融機関によって金利が大きく異なる
- 投資との合わせ技でお金を増やせるプランもある
退職したらもうバリバリ働くつもりはない、という場合はまとまったお金が入るのは退職金が最後かもしれません。
運用方法や預け先は焦って決めずに慎重に。
くれぐれも、金融機関の口車に乗せられるようなことがないようにご注意くださいね。
永代供養の総合情報
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