遺影写真は意外と大きい!サイズは?なぜその大きさでなければいけないの?
大き過ぎると違和感があり、かといって小さいと顔が見えない。
遺影写真のサイズ選びはなかなか難しそうです。
初めてのことだとおおさら勝手がわからず戸惑ってしまうものですが、遺影写真のベストなサイズとはどのくらいなのでしょうか。
遺影写真は、故人の「人となり」がわかるような雰囲気のものを。
選ぶ基準はなんとなくわかっていて「これがいいじゃないか」と候補に挙げられる写真もあったとしても、問題はサイズです。
例えば、スマホで撮った写真などは大きく拡大したりできるのでしょうか?
お葬式そのものに参列した経験があまりない方だと、「遺影写真のサイズ」と言われてもピンとこないかもしれません。
一般的には「四つ切サイズ(254㎜×305㎜)」またはA4サイズと言われています。
「四つ切」と言われてもすぐにはイメージがわかないかもしれませんが、ポスターなどで使われることが多いのがこのサイズです。
A4は210㎜×297㎜なので、それよりも大きいということになりますよね。
実際に四つ切サイズの画用紙を見てみると、「思った以上に大きいな」と感じる方が多いでしょう。
しかし、実際に式場で目にするとそれほど「大きい」とは感じないはず。
お葬式の祭壇に飾る写真ですから、うしろのほうの席に座っている方にも故人の顔が見えなければいけません。
そのため、結構大きめのサイズを用意するんですね。
遺影写真はなるべく新しいものが良いので、旅行先でスマホ撮りした写真でもOKです。
今はスマホの写真も気軽にプリントアウトできる時代ですし、画像も綺麗ですからピントさえ合っていればスマホ撮りでも十分綺麗な遺影写真を用意することができます。
サイズも自由に選ぶことができ、A4サイズももちろんOK。
写真屋さんにお願いするのが一番確実ですがセブンイレブンなどコンビニでも印刷できるんですよ。
ネットから事前に印刷したい写真を登録しておけば、コンビニ店頭のマルチコピー機でいつでも出力できます。(A4サイズは660円、四つ切は770円)
「たくさんの人が見る写真だから、なるべく綺麗な写真を選んであげたい」という方は、より仕上がりがきれいな「フジカラー仕上げ」をセレクトすると良いでしょう。
シミやシワを目立たないように補正してくれる「美肌モード」なるものもありますので、おばあちゃんの写真も美しく、若々しい1枚に仕上がります。
一方、仏壇にも遺影写真が必要ですよね。
亡くなってしまった今、その遺影写真は故人の分身のようなもの。
長く向き合っていく写真ですから、こちらもとっておきの1枚を選びたいものです。
サイズは、ごく一般的なLサイズ、もしくははがきサイズがベスト。
このサイズなら場所を取りませんし、故人の存在を重ね合わせて見るにはちょうど良いでしょう、。
最近人気のモダン仏壇を置かれているお宅でも、遺影写真はハガキ程度にしている方が多いという印象を受けました。
「長く残る写真だからデザインにもこだわりたい」ということであれば、こちらの「デザイナーズ遺影」はいかがでしょうか。
出典:楽天市場 Dear Family 公式サイト クリスタル位牌スタンドタイプ
クリスタルに写真が印刷されたもので、インテリアにも違和感なくマッチします。
オシャレな書体で刻まれたメッセージも素敵ですね。
遺影写真のサイズについてご紹介しました。
ポイントを整理しておきましょう。
- 葬儀用の遺影写真は四つ切サイズかA4サイズ
- 通常の仏壇用の写真はハガキサイズ
- モダン仏壇に合わせて、デザインにこだわることもできる
親族も参列者も、遺影写真を見ては故人のことを思い出して懐かしんだり悲しんだりするはずです。
言ってみれば葬儀の主役級のアイテムだと言っても過言ではありませんので、「サイズを伸ばしたらボケボケだった」なんてことがないように。
しっかりピントが合っていて、なにより故人がその人らしく輝いている1枚をセレクトしてあげてくださいね。
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