遺影用の写真加工はプロに任せる?自分でやる?料金とクオリティを比較!
大事な家族が亡くなった時、悲しみに浸る余裕もないほど遺族には「決めるべきこと」「やるべきこと」が山積です。
遺影写真の準備もその一つ。
ですが、「これぞ」と思う写真がない・・・と悩んでしまうケースも少なくないようです。
そのような場合は加工して使用することも可能!
今回は、遺影写真の加工について、できること・できないこと、料金の目安についてまとめてみました。
遺影の写真は、ある意味では故人そのもの。
焼香に訪れる多くの人々の目に触れる写真だからこそ、できるだけ“その人らしく”“美しく(もしくはカッコよく)”映っている1枚を選んであげたいものです。
とはいえ、なかなかちょうど良い写真がない・・・。
そんな場合でも、最近の写真加工技術をもってすれば見違えるように美しく仕上がります。
例えばこんな加工が可能ですので参考にしてみてくださいね。
- 背景を変える
- 服を着せかえる
- 顔色を明るくする(血色良く見えるように)
- 髪の毛を整える
- 皺を消す
- ひげを消す
- メイクをする
- 眼鏡をはずす
- 目線をカメラ目線にする
実際、うちの祖母が亡くなった時も、仕上がってきた遺影写真を見て「ばーちゃんが若返ってる!」と驚いた記憶があります。
「人目に触れる写真だから、できるだけ見栄えのするものにしてあげよう」という気遣いは、遺族から故人への一つの供養のカタチとも言えますね。
遺影用の写真加工料金については金額を明記していないサイトが多いですが、こちらのショップは金額の目安が記載されていましたのでご紹介します。
⇒ 参考:スマイル 公式サイト 遺影作成の料金|安心・明朗価格2000円
このサイトによると、遺影写真の作成自体は一律で2,000円。
服の着せ替え加工が1,000円。
その他「修正」は500円~、背景画像の変更は無料という価格設定となっているようです。
大手だと、カメラのキタムラでも写真加工を行っており、2Lサイズで9,000円。
料金は高いですが、色あせた写真も修復してもらうことができるようなのでクオリティの面では期待できそうです。
ネガが残っていない写真も加工できるというのが助かりますね。(デジカメがない時代に撮った写真も修復できるということです)
ただ、仕上がりに20日かかるようなので、葬儀用で急いでいる場合は利用できませんね。
このように、業者に依頼すると数千円単位の費用が発生します。
できるだけ費用を節約して遺影写真を用意したいという場合は、自分でやれる方法もありますのでご紹介しますね。
使用するのは、Photoshop、GIMPなどの無料アプリ。
その方法をわかりやすく解説しているサイトを見つけましたのでご紹介します。
簡単に言うと、スキャナーで取り込んだ写真をタブレット(もしくはスマホ)で編集するという形。
背景を青空にしたり、服を着せ替えたりなどの加工ができます。
無料のアプリでもここまでできるなら、わざわざ数千円かけて発注しなくても自分でやったほうが早いかもしれません。
ただ、できることには限界がありますので、例えば顔の色を明るくしたいなどの修正を施したい場合はやはり業者に依頼するのが良さそうです。
遺影用の写真を加工する方法や費用、加工でできること/できないことについてまとめました。
ポイントを整理します。
- 顔色を調整する、皺やシミを消すなどの加工も可能
- ネガが残っていない写真も加工できる
- 無料ソフトでも最低限の加工は可能
大事な写真ですから、「自分の手で故人を美しくしてあげたい!」と思う方もいれば、「みんなが見る写真だから、ちょっとお金がかかってもプロの力を借りて美しく仕上げてあげたい」と思う方もいるでしょう。
いずれにしても、昨今の写真加工技術をもってすれば何歳か若返らせてあげることくらいはできます。
ぜひ、故人がアノ世でにんまりするような素敵な遺影写真に仕上げてあげてくださいね。
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