北陸で散骨するなら「海扉」へ。美しい海で安心して最後のお別れができる海洋散骨の専門家

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「命を終えたら、自然に還りたい」

 

・・・そんな希望を持つ方が増え、「自然葬」がちょっとしたブームになっています。

 

具体的には「樹木葬」や「海洋散骨」がメインですが、ここでは海洋散骨を専門に行う業者「海扉(かいひ)」さんに注目してみました。

 

葬儀の具体的な費用なども含めて、海洋散骨のA to Zをまとめていきます。

 

福井県福井市に本社を構える「海扉(かいひ)」は海洋散骨を専門とする業者です。

 

海洋散骨にはどのような種類があり、また費用はどの程度を考えておけば良いのでしょうか。

 

海洋散骨にはルールがある

海洋散骨 「海扉」
https://hokuriku-kaihi.jimdo.com/海洋散骨とは/

 

「亡くなった方の骨を海に撒くだけでしょ?」と思われがちな海洋散骨ですが、実はそう簡単なものではありません。

 

お墓とは違って、海に撒いてしまったら跡形もなく消えてしまいますから、海洋散骨には犯罪の問題もついてまわります。

 

そもそも、散骨という行為自体が法律によって禁じられていた時代もありました。(「墓地、埋葬等に関する法律」と「刑法第180条 遺骨遺棄罪」)

 

ですから、しかるべき許可を受けた業者さんしか許されていない行為なのです。

 

その点、海扉さんは日本海洋散骨協会に加盟し、協会のガイドラインに則って安全・安心なセレモニーを実施しています。

 

例えば、

 

  • 周囲の方々への配慮から、喪服の着用は避ける
  • 粉砕化した状態で散骨する
  • 漁場や航路を避け、岸から離れた海域で行う

 

・・・等々、海洋散骨には決まり事がいろいろとありますので、やはりプロの力を借りないと海洋散骨は無理なのです。

 

どんなプランがある?気になる料金は?

一般的な葬儀にいろんなプランがあるように、海洋散骨にも様々なスタイルがあります。

 

チャ―ター散骨プラン

海洋散骨「海扉」 散骨プラン(チャーター散骨プラン)
https://hokuriku-kaihi.jimdo.com/海洋散骨プラン/

 

海扉さんの自社クルーザーを貸し切って行う海洋散骨。

 

乗れるのは8~10名、料金は250,000円です。

 

代行委託散骨プラン

海洋散骨「海扉」 散骨プラン(代行委託散骨プラン)
https://hokuriku-kaihi.jimdo.com/海洋散骨プラン/

 

遺族に代わって、海扉さんのスタッフが散骨してくれるプラン。

 

ご遺骨一柱につき50,000円。

 

 

大きく分けるとこの2つのプランがあります。

 

親族みんなで、故人が海に還るところを見届けたいか、それとも業者側にお任せしてしまうか。

 

もちろん見届けたい気持ちはあると思いますが、費用面や物理的な負担(健康上の問題で船に乗れないとか)を考えれば代行委託があるのは助かりますよね。

 

「メモリアルクルーズプラン」といって、散骨したスポットまでまた逢いに行けるプランもあるので(8~10名 170,000円)、故人が恋しくなった時に後で逢いに行くということもできます。

 

海洋散骨「海扉」 散骨プラン メモリアルクルーズ
https://hokuriku-kaihi.jimdo.com/海洋散骨プラン/

 

いずれもオプションで遺骨の粉砕化までやってくれますので、複数の業者をまたがず全てお任せできるのは安心ですよね。

 

手元供養用のアクセサリーも作ってもらえるということで、供養の気持ちに寄り添って手厚いサポートをしてくれる業者さんだなと感じます。

 

生前予約も可能です。

海洋散骨「海扉」 生前予約
https://hokuriku-kaihi.jimdo.com/生前予約-終活相談/

 

個人的に、「時代の流れだな」と感じたのは、海扉さんが「生前予約」に対応しているということ。

 

終活をしていく中で、

 

「墓があると子や孫に面倒がかかるな」
「なるべく迷惑をかけない形にしておきたい」

 

と考える方は多いと思いますが、お墓の要らない海洋散骨も選択肢の一つとして挙がってくることでしょう。

 

お寺の永代供養とは違って管理費がかからないのも魅力ですよね。

 

永代供養の管理費についてはこちらの記事で紹介していますのでぜひご覧になってみてくださいね。

 

⇒ 永代供養の費用項目に必ず含まれている管理費とは?

 

海扉では、「自分に“その時”が来たら海洋散骨をして欲しい」という生前の申し出にも対応しています。

 

「自分のエンディングは自分で決めたい」という人々の気持ちを尊重しているスタイルに好感が持てますね。

 

ただ、基本的に、契約には後見人や親族の了承が必要です。

 

自分が自然葬を望んでいても、看取る家族はそれを希望していないかもしれません。

 

自分自身が、そして見送る遺族も納得のいく形でのエンディングを迎えるために、元気なうちから話し合いをしておくことが大事ですね。

 

「死」の話題を家庭の中でタブーにしないことは、最大の終活と言えるでしょう。

 

無料の体験会もあります

自然葬が広く受け入れられる世の中になったとはいえ、「海洋散骨に行ってきたよ」という方はまだまだ少ないでしょう。

 

自分の骨を散骨してもらうにしても、家族の散骨をするにしても、一度はリアルなところを体験しておきたいところです。

 

「海洋散骨はどんなものか興味がある」「もっと知りたい」

 

という方は、海扉さんが実施している体験散骨に申し込んでみましょう。

 

海洋散骨「海扉」 無料体験会
https://hokuriku-kaihi.jimdo.com/体験散骨/

 

実際に骨を撒くわけではなくお花を撒く程度ですが、風の強さや船の揺れ、海の沖合の雰囲気など実際に行ってみなければわからないことをいろいろ体験できて参考になるはずです。

 

しかも「無料」ですから、体験してみる価値はあるでしょう。

 

海扉さんでは定期的にこの体験散骨を開催しているようなので、ご興味のある方は同社の公式サイトをまめにチェックしてみると良いでしょう。

 

【まとめ】信用できる業者さんで理想通りの「エンディング」を。

人気の「自然葬」の一つ、海洋散骨を専門する業者「海扉」さんについてまとめてみました。

 

利用するにあたってのポイントをおさらいしましょう。

 

  • 日本海洋散骨協会に加盟し、そのガイドラインを遵守している業者である
  • 海洋散骨にはいくつかのプランがあり金額も異なる
  • 生前に自分で予約をすることも可能
  • 無料体験も実施している

 

「墓」を持たない供養のスタイルとして注目されている海洋散骨。

 

「命が尽きたら母なる海に還る」という発想は、非常に自然でなおかつ美しく、多くの人々を魅了しています。

 

残された子や孫の負担を軽減する意味でも、墓を持たない供養の在り方について家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。

 

信頼のおける業者探しも大事なポイントになりますが、実績豊富で情報がオープンな海扉さんは候補の一つとして検討する価値のある業者さんだと言えるでしょう。

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永代供養の総合情報

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