法要の種類は?永代供養の場合はどうなるのか?

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一般的な法要には、さまざまな種類があります。人が亡くなってから通夜・葬儀があります。

 

その後に49日の法要、亡くなってから初めてのお盆(新盆・初盆と呼びます)と続きます。

 

そして、一周忌・三回忌・七回忌とあり、十三・十七・二十三・二十五・二十七・三十三・三十七・五十と続くのです。

 

永代供養で行われる法要

これはあくまでも一般的な埋葬をし、子孫が法要をしてくれる場合です。

 

永代供養で行われる法要の種類は、通夜・葬儀の後、一周忌・三回忌・七回忌をします。

 

その後は、十三・十七・二十三と続き、一般の法要と同じく五十回忌まで行います。

 

どこまで行うか事前に打ち合わせを

永代供養の場合は、50回忌をメドとしてその後は行わないことがほとんどです。

 

これは、最初の申込みと時に決め事として、「何回忌まで行うとするか」があるはずです。

 

最初の契約時にどの法要までにするかで変わってきますから、確認が必要です。

 

お寺が永代供養をしてくれるところになっている場合は、彼岸や月命日だけでなく、命日なども供養をしっかりと行ってくれます

 

このような細かい種類の供養については、契約時にどのようになっているかを口頭だけでなく、書面などで確認をすることが必要でしょう。

 

安心してお任せするために

法要の種類は、契約時に必ずどのようなものがあるか、確認しておきましょう。

 

何年間永代供養をお願いするかによって、何回忌まで供養をしてくれるかが変わってきます

 

定期的に手を合わせてくれる環境であった方が安心できるのではないでしょうか。

 

それを考えながら、お願いする年数を決めるといいかもしれません。

永代供養の種類にはどんなものがあるの?

永代供養には色々な名称がありますが、内容は以下の一つ。

 

墓参りする人が居なくなってもお寺が代わりに責任を持って永代にわたり供養、管理していくものを指すのです。

 

一般的に、他の人と一緒の墓あるいは同じ納骨室に安置されることから合祀墓、合同墓、合葬式納骨堂など色々な名称で呼ばれます。

 

また、個々の寺によって永代供養塔、永代納骨堂、永遠墓等々様々な名称がつけられています。

 

一般のお墓との違いは、墓参りをしなくてもお寺が供養と管理をしてくれること。

 

墓石代がかからないので一般の墓に比べて費用が安い。

一式の定められた料金を払えばその後の管理費がかからない。

 

宗派を問わないお寺もあります。

 

その場合は居合わせたお参りの方と宗派が違うことも多々起こってきますので、それが気になるなら自身の宗派のみのお寺を探しましょう。

 

管理費、お布施などは基本かかりませんが、生前申し込みの場合は年会費、年間管理料を定めているお寺もあります。

 

墓所のタイプは大きく分けて四種類あります。

一般のお墓を大きくしたタイプで、地下または半地下に納骨棚があるもの。お骨安置用の納骨棚を作り、その下に合祀(散骨)スペースを設けたもの。合葬墓を備えた納骨堂(大きな建物です)、一般の墓のように個別のお墓を建てる。

 

あとはちょっと珍しい例ですが、一部の市では公営墓地内にも設置されました、木の下にお骨を埋葬する樹木葬もこれにあたるでしょう。

 

永代供養をお願いできるお寺の種類は本当に多いので、ケースバイケースの問合せと見学で良いところを探されるのが早いと思われます。

 

どうしても、探すの面倒、できればさっといいところを見つけたい場合は古くから合祀をされているお寺を探されるのが間違いが少ないでしょう。

 

遺骨を集めて骨仏を作られている歴史あるお寺もあります。

 

実績の点から言えば、重ねた歴史には他所にはない安心感があります。

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永代供養の総合情報

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