老人ホームは愛犬同伴でOK?本当に幸せな老後のために考える
愛犬を連れて老人ホームに入居する場合の注意点について。
「犬を置いていけないから」という理由で老人ホームへの入居を拒否し、ある日突然死んでしまう。
・・・そんなお年寄りも珍しくない時代だそうですが、飼い主さんがいなくなってしまったら愛犬はどうなってしまうのでしょうか?
今は、ペットと一緒に入れる老人ホームもある時代。
「これから」のこと、今から考えてみます。
愛犬は、小言ばかりでうるさい奥さんよりも、めったに顔を出さない子供よりも心理的に近い存在。
「傍に居てくれるだけでいい。何も求めない!」という存在は、他にはいないのではないでしょうか。
そんな大切な愛犬を置いて、老人ホームになんて入れません!
私は一人っ子なので、愛犬は兄弟のような存在でした。
鍵っ子だった私をいつも家で待っていてくれたのも、友達に仲間外れにされた時に慰めてくれたのも、両親と喧嘩した時に味方になってくれたのも彼でした。
犬と一緒に暮らしたことがある方なら、彼らがどれだけ頼りになる存在かお分かりいただけることでしょう。
残念ながら愛犬は亡くなり、それ以降、我が家ではペットを飼っていません。
退職して時間をもてあましている父に「また犬でも飼ったら?」と提案してみたところ、「バカ言うな。俺のほうが先に死んでしまうだろ」とのこと。
犬は老人ホームに連れていけないから、もう飼えないというのです。
うちの父のように、「愛犬を連れていけないから」という理由で老人ホームへの入居を躊躇している方って多いらしいですよ。
しかし実際は愛犬と一緒に入居できる老人ホームもあります!
まだ数は少ないものの、「愛犬と一緒に入居できますよ。愛犬よりも先に亡くなった場合は、最期まで責任を持って面倒をみますよ」と謳っている老人ホームも出てきています。
今後はますますニーズも高まるでしょうし、それに応えて積極的に犬を受け入れる老人ホームも増えていくでしょう。
レクリエーションの一種として犬とのふれあいタイムを設けている老人ホームもあるんですよ。
私は一時期、ボランティアでその活動に参加していました。
「アニマルセラピー」という心理療法の一種なのですが、犬とのふれあいを通じて入居者の方の笑顔が増えたり、コミュニケーションが活性化したりといった効果が実証されているのです。
体温を持つ動物と触れ合うことで、心が穏やかになる、血圧が安定する、なんて話も聞いたことがありますよ。
実際、私が関わっていたボランティア活動でも、老人ホームのみなさんは回を重ねるごとに表情が豊かになっていくように感じていました。
ご自身が昔飼っていたワンちゃんの話をしてくれる方もいて、人間同士の会話を弾ませるという効果もあったように思います。
ただ、犬種やその犬の状態によっては受け入れを拒否されてしまう場合もあります。
チワワやプードルのように小型で見た目に愛嬌のあるタイプの犬であれば他の入居者にもかわいがってもらえるでしょうが、ドーベルマンやシェパードなどいかつい犬種は?
外見だけで怖がられてしまう可能性があり、入居者同士のトラブルの元になってしまうことも考えられます。
また、予防注射を打っていなかったり、しつけができていなかったりするのもNG!
老人ホーム内のあちらこちらにオシッコをして回るようでは困りますので、最低限の躾は必要です。
いつか自分が老人ホームに入る時、大好きな愛犬も一緒に連れていけるように。
ご自身が元気なうちできることはやっておきましょう。
ちなみに、現状では、飼い主よりも長生きした犬は保健所で殺処分されるケースが多いようです。
万が一、一緒に入居できなかった場合のことも想定して、誰か引き取ってくれる人を見つけておくことも愛犬への愛情のカタチですね。
永代供養の総合情報
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