老人ホームの体験入居で不安解消!こんな部分をよく見ておこう
どこの老人ホームでも、本契約の前に「体験入居」というお試し期間を設けているもの。
これは入居者と老人ホームがお互いの相性をチェックするために欠かせないプロセスです。
老人ホームの体験入居でわかること、ぜひ確認しておきたい要チェックポイントを私なりに考えてみました。
ハイ、あなたは今日からココで暮らしてくださいね!
・・・と、いきなり全く知らない場所に連れて行かれても困りますよね。
老人ホーム選びも然りで、まずはそこでの生活を「お試し」できる期間が必要です!
費用面は折り合いのつく金額だし、家族が住む自宅からもそう遠くはない。
入居者も同じくらいの年齢の人が多いし、スタッフさんも親切そうだ。
この老人ホームならきっと大丈夫。
・・・そう思っていても、実際にそこで寝泊りしてみなければわからないことは多いものです。
もしかしたら夜になると暴れ出す人がいるかもしれませんし、実は陰湿ないじめがあるかもしれませんよ。
トイレが汚れっぱなしで異臭が漂っていたり、食器が汚れていたりと衛生面で問題のある老人ホームかもしれません。
そういった表には見えていない部分をチェックするためにも、まずは体験入居を試してみましょう。
施設によっても違いますが、数日~1週間程度と長めに体験入居を設定しているところも多いので、じっくりと時間をかけて内部をチェックできるというメリットがあります。
家族も一緒に体験できる施設もありますので、取り急ぎ希望を伝えて日程を調整しましょう。
スーパーのレジでよく見かけるのですが、他のお客さんには丁寧な敬語なのにお年寄りに対してはタメ口になる人って多いですよね。(もしくは子供に話しかけるような感じ)
「今日は寒いね~」とか、「重いから、気を付けて持って帰ってね」とか・・・。
語り口は優しくても、私は激しく違和感を覚えます。
だって、お年寄りは人生の先輩ですし、そこはやはり敬意を表すべきだと思うんですよね。
・・・と、例えば私のような考え方の人が老人ホームの体験入居をしたら、スタッフさんの言葉遣いなどをチェックしちゃいますね。
1日の流れや全体の雰囲気ももちろん大事ですが、やはり介護に関わるスタッフさんがどんなスタンスで入居者に向き合っているのか?という点は中に入ってみないとわかりませんから。
レクリエーションの強制感が高かったりする老人ホームも、個人的には避けたいです。
また、部屋の広さや他の入居者との関わり、距離感についても確認しておきたいですね。
人と関わるのがあまり好きではないタイプの方だと、他人との距離が近い生活に強いストレスを感じてしまいます。
適度なパーソナルスペースを確保できるのかどうかは、体験入居でなければわからないポイントです。
実際に体験入居を経験した後は入居するかどうかを決めることになるでしょうが、なによりも優先すべきはご本人の感想です。
家族から見れば非の打ちどころのない老人ホームだったとしても、ご本人にとっては居心地が悪かったかもしれません。
まずは気になった点を挙げてもらって、それが解決できるポイントなのかどうか検討しましょう。
もし、家族はイマイチだと思ってもご本人が気に入ったのであればその意思を尊重すべき。
体験入居で見てしまうとあれこれ気になる点も出てくるかもしれませんが、そこで暮らすのはご本人です。
意見が食い違った時は、何のための、誰のための体験入居だったのかを思い出しましょう。
老人ホームでの生活を前向きに楽しむためにも、「自分で選んだ」という感覚を持つことはとても大切なことなのです。
永代供養の総合情報
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