えっ、線香でアレルギー!?一体、成分の何がいけないの?
企業の工場から出る煙は時として「公害だっ!」と大騒ぎの原因になりますが、健康被害という観点で言えば線香の煙も決して安全とはいえません。
実は、線香によって引き起こされるアレルギーもあるんです。
「なんだかおかしい」と感じているなら、それは成分の“何か”に対して身体がアレルギー反応を起こしているのかもしれません。
人のカラダは、自分が思っている以上に敏感。
かつてに比べて菌に対する抵抗力が弱っている現代人は、なおさらのこと。
お線香の煙だって油断はできません。
花粉症ってわけでもないし、食べ物にアレルギーがあるわけでもない。
それでも謎の咳やかゆみが続いているようなら、その原因は案外、お線香かもしれません。
かくいう私の母も、線香が体質的にダメな人。
自宅には仏壇がありませんが、親の実家に行くと必ず「眼がかゆい」が始まります。
ヒドイ時には蕁麻疹が出たりもするので、けっこう深刻な感じなんです。
ただ、アレルギーの症状というのはいつも出るわけではなくその日の体調によっても出方が違うので、自分がアレルギーだと気づかない人もいるみたいですね。
もし、原因不明だけど特定の家に行くとアレルギーっぽい症状が出るということがあるなら、「線香」を疑ってみましょう。
でも、線香ってただの“香り”ですよね。
一種のアロマみたいなものですから、人体に害がある物は入っていないようなイメージがあります。
線香アレルギーの方は、一体、何に反応しているんでしょうか?
それを知る上で参考になるのが、線香の成分。
お線香というのは、こんな材料で作られています。
- 匂い線香
タブの樹皮を粉末化したもの+香木の粉末(白檀、伽羅など)、他の香料など
- 杉線香
杉の葉を粉末化したもの+ノリとお湯
つまり、線香は植物由来のもの。
アレルギーがあるのだとしたら、線香に含まれている植物に対して身体が拒絶反応を起こしている可能性が考えられます。
線香のアレルギーについて調べていく中で、こんな危険な情報も見つけてしまいました。
- 匂い線香、杉線香ともに、火をつけた際に有害なベンゼンが発生する。
- 安い線香に含まれる香料は化学的に合成されたものだから体にあまりよくないらしい。
以前、線香ではなくお香で比較してみたことがありますが、100均などで手に入るものはとにかく煙の量が多いですし、どことなくチープな香りがするんですよね・・・。
アレルギー云々の前に、あまり癒されなかった記憶があります。
このように、ひとまとめに「線香」といっても色々ありますので、新たに購入される際には必ず成分を確認することが大事ですね。
故人は線香の香りを食べるのだ、とも言われていますし、あまり節約し過ぎるのも考え物ですよ!
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