お墓参りに使う水桶が2つ必要な理由
お寺や霊園などに用意されている水桶は、お墓参りに来た人なら誰でも自由に使うことができます。
しかし、桶置き場に名前や家紋の入ったものが置いてある場合があります。
これは個人用に購入されているものですから使うことができません。
水を汲むときによく確認しましょう。
どんなことに使うか
お墓参りをする際に水を汲みますが、水桶は2つ必要になります。
1つは、お墓を掃除するために使う水を入れるものです。
もう1つは、ご先祖や故人の喉を潤すためにお墓に供える用のものだからです。
心をこめて行おう
冷静に考えれば当たり前のことだと思いますが、意外と実践したり理由を知っている人が少ないのが現状ではないでしょうか。
もし、自分がお墓参りをされる立場だったら、掃除する目的で持ってきた桶の水を掃除前にコップにつがれて供えられたらうれしいですか。
物理的にはそれでいいかもしれませんが、心理的に考えたら絶対に嫌だと思うことでしょう。
それはお墓で眠っている人だって同じことを思うはずです。
「死んでしまえばわからない」なんて心許ないことを言う人もいますが、お墓参りは心を通わせるために行うものです。
ちょっとのことですが、その辺は大事にすべきではないでしょうか。
用途で分けよう
お盆やお彼岸の時期で桶を1つしか使えない場合は、お供えする水は最初に用意して掃除用のものは水桶を使うようにしましょう。
この辺の心遣いが大事になってくることは間違いありません。
お墓参りに使う水桶が2つ必要なのは、こういった当たり前のところからきています。
永代供養の総合情報
スポンサーリンク
同じカテゴリの記事
- 必要な持ち物
- 子供の頃はよくお墓参りに出かけていました。しかしながら、最近は回数が減ってしまいました。できるだけいつもご先祖の眠っているお墓はキレイな状態で保っておきたいものですよね。ご先祖様に挨拶するのも大切です。
- 適した時間帯は?
- お住まいの地域によっては時間帯が限られている可能性もありますが、適した時間帯というのはちゃんとあります。マナーを守ってお参りをすることが大切ですね。では、その時間帯が一番良いとされているのでしょうか。調べてみました。
- お墓参り、どんなお供え物を持っていけば?
- お経のように宗派によって墓前へのお供え物の決まり事に違いなどはないそうです。ただ、最近はカラスや野良犬などがお供え物のお菓子や果物を食べ散らかすことがあるので、お参りが終わったら持ち帰るのが良いようです。また、蝋燭や線香などの火の元にも十分注意して、火事の原因にならないようにしたいものです。
- お墓参りなどに必要なお線香の正しい扱い方
- うちの主人は墓前にお供えするお線香にこだわりがあって、煙が沢山出るお線香じゃないとダメだというんです。私も、何かでお線香の煙は、天に通じているのだと聞いたことがあります。ですからお通夜の時には、死者の魂が煙に乗って迷わず天国に行けるように、線香を絶やさずに焚き続けるのだとか。そういう理由かは聞いたことはないのですが、いつも煙の出るお線香を捜して買っています。
- 住職にお渡しするお布施は、お墓参りの際にも必要なのか?
- お寺とのお付き合いにお布施は必ず必要になります。お寺の行事や年期法要等、お経を上げていただいた時にはお渡ししますがそれ以外の場合は必要ないですよね。お寺に行くたびにお布施が必要と言うことはありません。ご先祖様を敬い、気兼ねなくお参りに行けるのが一番良いことだと思います。
- ペット同伴のマナー
- 私の父は犬が大好きで生前うちで飼っていた犬も父の墓前に連れて行ったりしています。ただ、糞尿をさせて始末をしない等、マナーの悪い飼い主さんがいるとみんなが不愉快になります。今はペットも家族の一員という認識が広まっている中とても悲しいことです。飼い主さん達は是非気を付けていただきたいものです。
- 白い菊は古い?!お墓参りの花は季節によって用意する!
- いつも墓前にお供えする花は、何か決まりがあるのかなと思いながら、近くの花屋さんでお墓用としてお願いしています。たいていは菊やリンドウなど和花が中心ですが、回りを見てみると、ユリやバラ、洋ランなどのを供えている方も見かけます。今度は亡き母が好きだったカーネーションをお供えしてあげようと思います。
- 年に何回も行くの?!基本的なお墓参りの回数は?
- 我が家の菩提寺は家から駅に行く途中にあります。歩いて7~8分というところでしょうか。皆さんからは本当に羨ましい、お参りの回数も多いでしょう?と言われますが、ご先祖様本当にスミマセン!そんなに行っていません。駅に行く時は別の道の方が近道なのでそっちに行ってしまうのです。
- 宗教別、お墓参りにはやってはいけない作法
- 親が亡くなる前は何か特別なことと思っていたのですが、ご先祖様に手を合わせると言うことが最近は自然にできるようになりました。むしろ、何となく手を合わせたくなることがあります。お寺に伺って墓前に花やお線香を手向けて手を合わせると何となく落ち着くんです。正式な作法は知りませんが、気持ちはきっと通じますよね。
- お墓参りをしたら、墓石に水をかける?かけない?
- お盆やお彼岸にお参りする時には、墓石に水かけをするのは当たり前と思っていましたがその意味までは考えたことがありませんでした。単にお清めとホコリや汚れを流すつもりでかけてましたが、死後の世界の一つである餓鬼界には水がないため死者は飢えと渇きに苦しんでいるかも知れないので水を上げると言う意味があるそうです。
- お墓参りには欠かせない!掃除の仕方次第で墓石の劣化を防ぐ
- お盆やお彼岸には墓石のお掃除もしますね。ずっと風雨にさらされているので隅っこには水苔が生えてしまいそうな時があります。そうならないようにしっかりお掃除しましょう。でも、いくら汚れが取れないからといって金たわしなどは絶対に使ってはいけません。石のツヤが亡くなってしまうからです。お掃除の仕方に決まりはありませんが、石だけでなく回りの雑草なども取り除いてあげるようにしましょう。
- お墓参りに持っていく掃除道具は、どんなものが必要なのか?
- 年に2,3回はお墓の掃除をすると思いますが、その時に使う掃除道具は何を持って行ったらよいのでしょうか?ネットショップでは「お墓お掃除セット○点セット」なんて言うのもありますね。我が家の菩提寺にはぞうきんとたわしは常設してあり誰もが使えるようになっています。ですから、普段はたわしで水洗いだけにして、たまに墓石用クリーナーを持って行って隅っこの方まで綺麗にしています。
- これをやると墓石にダメージが!お墓参りの時の注意すべきこと
- 昨年のお盆のことです。私たちが行く前にどなたかが我が家のお墓にお参りをして下さったようなのです。お花や父の好きだったお酒が供えてありました。大変有り難いとは思ったのですが、最近はお供え物を狙うカラスや野良犬がいるので困ることもあります。また、スチール缶に入ったお酒だったので墓石に丸く汚れが残ってしまいました。私たちもよそのお墓をお参りする時には注意しなくてはいけないなと思ったのです。
- 普段着でもいいの?お墓参りをする際の服装のあれこれ
- 今まで、お盆などにお墓に行く時の服装について考えたこともありませんでした。もちろん納骨や法要の時には当然喪服ですが、それ以外のお盆やお彼岸の時は特別気にせずに普段着で行っていました。色々調べてみましたがあまり華美でなければ普通で良いとのことなので安心しました。服装よりもお参りに行く心が大切なのだと思います。
- 遠くて行けない!そんな時に便利なお墓参りの代行業
- ご先祖様のお参りを代行して貰う何てことがあるとは知りませんでした。そしてそんな仕事があるなんてビックリです。でも、その依頼理由を聞くと、ああ、成る程ねと思いました。田舎にお墓があるけれどお盆には帰れないとか体調が悪くて行かれないので代わりにお墓を掃除して貰いたい等々ですね。気持ちはあっても時間がなかったり動けないということありますものね。