三回忌のお花代はどうする?目安金額や送り方のしきたりをご紹介!
法事の回数が多過ぎてよくわからない!・・・そんな悲鳴もちらほら聞こえてきそう。
例えば、三回忌とはどのような意味のある法要で、お花代はどのくらい包めば良いものなの?
ここでは、三回忌のお花代の金額の目安やしきたりについてご紹介します。
○回忌って一体いつまで続くんだろう?毎回、お金を包まなくてはいけないの?
・・・そんな疑問をお持ちの方も多いのでは?
地域性による違いも大きい問題ですが、一般的な目安をおさらいしていきましょう。
回忌法要の数え方は馴染みのない方式ですね。故人が亡くなってから一年後の命日が一周忌で、家族、親せき、故人の縁の深かった友人知人を招きます。
翌年の2年後に営まれるのが3回忌法要です。
ちなみに、1周忌を迎えるまでが喪中にあたります。命日よりも早めに行うのが通例となっています。
1周忌と3回忌は四十九日法要に次いで重要な法事となります。7回忌を迎えた後は併修または合斎と言い、後に亡くなった故人の命日に合わせて法事を行っても良いとされています。
つまりは1周忌と3回忌、七回忌まではお花はしっかりと手配をして良い、すべきものと言えます。法要の前日の夕方には仏前に届くように手配しましょう。
5千円から1万5千円が目安です。
送り先になる法事の場所ですが、比較的、関東では菩提寺、関西では自宅での営まれる傾向があります。添える名札は簡単なメッセージカードでも良いです。
お寺にお送りする場合はあまりに早く着きすぎてもいけませんので、先方と相談しておきましょう。お寺や会館での法事の場合は、遺族が持ち帰る場合がありますので持ちやすいもので。
一般に、地域差はありますが三十三回忌か五十回忌をもって最後の法要「弔い上げ」とすることが多いです。個人的な経験ですが、地方で住まう方の動きがあまりない、親戚が固まって暮らされている場では100回忌もされるお家もあります。
それは極端な例ですが、五十回忌でももう列席者の方は誰の法要か分からないと言われてましたので、三十三回忌が一般的となってくるのではないでしょうか。
お花代は年忌法要の規模や故人との関係、また故人のご遺族の法事への姿勢によって何年くらい手配するべきかな、とそれぞれ違いがあるものです。七回忌までしっかりとご法事をされるお家なら、お花の手配はトータルでお出しできる程度の無理のないものでされてもいいでしょう。
私の場合ですが、自分の親の筋では親戚の住まいがばらばらで法事の案内も行き届かなくなり、子、孫が仏壇をお参りするだけとなっています。
地域性と当家の暮らしぶりによるものです、回忌法要の形はそれぞれです。
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