デイサービス「自体」の費用負担は、軽いものですが
デイサービスの費用自体は、介護保険が適用されるので負担は小さいものなのです。
しかし、デイサービスのメニューの大半の費用は、保険適用されない自己負担のもの。思い負担は、自己負担分ということができるのです。
介護を必要としている人が、施設で日中過ごすのがデイサービス。
介護を受ける人にとっては、単調で孤独になりがちな日常の刺激になる。
介護をする人にとっては、過剰になりがちな負担を大きく減らしてくれる。
非常にありがたいのがデイサービスなのです。
しかし費用の負担が大きすぎては、どれだけデイサービスが有用なものでも、受けることができません。
そこで、用意されている仕組みが介護保険制度なのです。
要介護の認定でを受ければ、様々な介護サービスが保険の適用となり負担が一気に軽くなる。
自己負担分は1割りもしくは2割となるのです。
デイサービスにかかる費用は、要介護の度合いと利用時間によって変わります。
例えば要介護1で3~5時間、通常の規模の施設でデイサービスを利用するならば、負担する費用は407円。
5~7時間に延びると、負担する費用は613円。
また、要介護5で3~5時間、同様の施設でデイサービスを利用すると、負担する費用は649円。
5~7時間になると、負担する費用は1,059円。
もちろん、この金額は介護保険が適用された後のもの、利用者が1割負担するケースです。
この金額は、施設がある地域や規模によって多少は上下するものの、ほぼ全国で同一の金額となっています。
ただ、介護を受ける人自身や、世帯の収入が一定額を超えると2割負担になるケースも。
そんな場合は上記の額の2倍と考えておけばよいでしょう。
ところで、デイサービスとはどんなことをおこなうのでしょうか?
送迎、入浴、リハビリ、レクリエーション、昼食、様々なメニューを用意しています。
そして、上の費用負担の例にあげた金額は、いわばデイサービスの基本料金。
メニューすべては、別料金となっているのです。
ただし、別料金といってもすべての金額を負担しなくてはいけないというわけではありません。
このうち入浴の費用は介護保険の対象、利用者が1割から2割を負担すればいい。
1回あたり50円から100円の費用負担ですんでしまいます。
しかし、入浴の費用以外はすべて実費を負担しなくてはいけません。
デイサービスの基本費用や入浴費用など、介護保険の対象となっている分の費用負担は、比較的軽いもの。
しかし、それ以外の費用の負担が重くのしかかってくるのです。
だったら、デイサービスは受けたいけれど、リハビリやレクリエーションのメニューは受けない。
こんなことを思うかもしれませんが、これは原則としてできないもの。
ですから、デイサービスの費用負担が重くなってくるのです。
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