デイサービスの送迎費用を、少しでも軽くするためには?
デイサービスの費用に送迎の料金も含まれている、そう考えている人も多いはずですが、それは送迎のエリア内の場合のみ。
エリア外からデイサービスを利用する際の費用は実費となり、非常に重い負担となってくるものです。
デイサービスの利用には送迎の費用が含まれている、そんな風に思っている人も多いかもしれません。
しかし、送迎してくれるエリアはデイサービスの施設ごとに決められているもの。
ですから、送迎のエリアから外れた利用者については、送迎費用は別にかかることになるのです。
そんな人たちの多くが利用するのが介護タクシー。
体が不自由でも乗降がしやすいよう車に工夫がされていたり、ドライバーが介護の資格を持っていたり。
こんな特殊なタクシーが介護タクシーなのです。
しかし、介護をされる人に特化した介護タクシーなのですが問題があります。
それは、送迎など乗車料金については介護保険の適用外となっている点。
加えて車の乗降について、介護保険の適用はされますが別料金となっているのです。
つまり、介護タクシーの送迎費用が非常にかかってしまうのです。
デイサービスの施設から離れているというだけで、費用がずいぶん変わってくるのです。
何とも不公平感がある、デイサービス施設への送迎費用。
そこで平成27年から、デイサービスの送迎サービスを利用しない場合については、利用料金から減算する。
そんなルールができました。
介護タクシーを利用する、もしくは家族の方がデイサービスまで送迎する。
加えて、デイサービスの宿泊サービスを利用する。
こんなケースについては、デイサービスの利用料金から100円ほど減算される仕組みになったのです。
送迎で100円!まあ、介護保険が適用されているのですから、逆に考えれば約1,000円。
といっても微々たる額、介護タクシーの利用料金の足しにもならない!
そう思う気持ちは理解できるのですが、まあないよりはマシ、配慮してくれないよりはマシ。
こんな風に考えるしかないでしょう。
デイサービスの送迎エリア外に居住している、かといって介護タクシーの料金は高い。
そんな場合は、家族が施設まで送迎することになるのです。
すると必要になってくるのが、ウェルキャブといった具合に呼ばれる介護車両。
車椅子のまま乗降できるなどの工夫がなされた車です。
そんな設備を車両に加えなければなりませんから、費用がかかる。
これが介護車両の弱点となっていますが、消費税が免除になるぐらいの優遇処置はあります。
加えて、近年では中古車でも介護車両が販売されているものです。
デイサービスの送迎費用が実費となってしまうのは、非常に痛いもの。
送迎サービスが受けられない場合は、介護車両の購入も含めて検討すべきでしょう。
永代供養の総合情報
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