墓じまいに親戚が猛反対!そんな時、どうやって説得する?

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墓じまいについて親戚の反対を受けた場合のトラブル回避方法について考えてみました。

 

墓じまいをするに当たって、親戚から反対されてトラブルに発展した!というケースが非常に多いのだとか。

 

一体、どうすればアタマの固い親戚を説得することができるのでしょうか。

 

そもそも、どんなことがトラブルの焦点になっているの?

 

墓じまいに合意していただくための説得テクニックについて考えてみます。

 

先祖代々続いていたお墓を自分たちの手で墓じまいするというのは、考えてみれば非常に勇気の要る選択です。

 

当然、中には強く反対する親戚も出てくることでしょう。

 

後に引きずることなく、お互いに気分よく結論を出す方法とは?

 

「墓じまいをする」ってなかなか言い出せない・・・?

「自分もぼちぼち「終活」をしなければならない年齢になってきたし、そろそろお墓の管理も難しくなってきた。墓地の場所のことを考えても、墓参りの負担を子供や孫の世代にまで負わせるのは抵抗がある。」

 

「子供たちが住んでいる都市部で二世帯同居を始めることにした。だから、今のお墓を墓じまいして新しい場所に移したい」

 

・・・墓じまいを考えるきっかけや、そのスタイルは様々です。

 

しかし、ネックとなるのは親戚の反対。

 

「お墓まごころ価格.com」の調査によれば、業者やお寺との間のイザコザよりも、親戚間でのトラブルが圧倒的に多いのだとか。

 

「先祖代々続いている墓を、そんなに簡単に墓じまいをして良いのか!」と反対するカタブツが多いのでしょうか。

 

確かに、私の実家を考えてみても、「墓じまいをする」なんて言い出したら目くじら立てて反対しそうな親戚がたくさんいます・・・。

 

そんな時、みなさんならどうやって親戚を説得しますか?

 

親しき仲にも「話し合い」は必須

親しい仲だと、「そんなこと、言わなくてもわかってくれるだろう」という甘えが生まれやすいもの。

 

しかし、どんなに付き合いの深い親戚であっても、お互いの心中は言葉にしなければ伝わらない部分があります。

 

まずは、なぜ墓じまいを考えているのか、事情を丁寧に説明しましょう。

 

その上で、どのような点に不満があるのか、なぜ反対しているのか、具体的な反対ポイントを確認することが大事です。

  • 「先祖代々、大切にしてきたお墓がなくなってしまうのが寂しい」
  • 「知らない土地にお墓を移すなんて、ご先祖様も心細いのではないか」
  • 「今までお世話になってきたお寺に対して失礼にあたるのではないか」
  • 「墓じまいにかかる費用や、離檀料など、お金のことが心配。」

・・・等々、様々な理由があると思います。

 

納得してもらう上で大事なのは、まずは一旦、その意見を受け止めること。

 

「ああ、そういう考え方もありますよね。」「ごもっともですよね」「私たちだって、お墓がなくなるのは寂しいですよ」

 

と、同調してもらうことで、親戚のみなさんも抵抗を緩めることでしょう。

 

こちらの言い分に耳を傾けてもらうためにも、まずは相手の気持ちを受け入れることが大事なのです。

 

どうすれば納得してもらえる?頭の固い親戚の説得法

親戚からの反対にもくじけず、説得を続けて墓じまいを成し遂げた先輩たちの声によれば、説得にはとにもかくにも「根気」、そして「誠意」が必要とのこと。

 

先祖に対して失礼、という意見の親戚に対しては、「ろくにお墓参りもできずに草がボーボーになるほうが失礼ではないか」と説明。

 

お金を心配する親戚に対しては、「墓じまいに必要な費用は全て自分たちが持ちます」と宣言。

 

お寺に対しても、誠心誠意、事情を説明してわかってもらうように努力するということで、親戚の合意を得たという方もいます。

 

いずれにしても大事なのは、「墓じまい」という選択がご先祖様を大切に思う気持ちから生まれたものであることを伝える努力。

 

どうしても墓じまいに同意してもらえないのであれば、お墓参りを分担するなど親戚にも力を貸してもらいましょう。

 

それができないのであれば、同意してもらうしかありませんから!!

 

「じゃあ、あなたがやってよ」というのはどんな場面でも使える押切りテクニックですね。

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