熟年離婚に至る原因を教えて!円満な老後を迎えるために。
昭和の時代に比べて、「増えた」と言わている熟年離婚。
その原因はどのようなところにあるのか。
一緒に歳を重ねてきたパートナーと別々の道を進むことを選ぶ理由、原因についてまとめてみました。
また、熟年離婚を避けるにはどうすれば良いのかも併せて考えてみましょう。
例えば、30年連れ添った夫婦。
それほど仲が悪かったように見えなかったのに突然の熟年離婚!という道を選ぶのにはどんな原因があるのでしょうか。
熟年離婚を考える原因は人それぞれ違っているでしょうが、最もストレートでわかりやすい理由はただ一つ。
一緒にいたくないからです。
離婚すれば住む場所も一から探さなければいけないかもしれませんし、シニアにとってはリスキーな選択。
それでも「別れたい!」と強く思うのは、相手に対する強烈な嫌悪感があればこそでしょう。
結婚直後から感じていた違和感、価値観の違いが子育てを通じてさらに膨れ上がり、10年、20年と歳月を経るにつれてとても無視できないレベルまで肥大してしまったのかもしれません。
子供が独立したタイミニグで、もしくは夫が定年退職を迎えたタイミングで熟年離婚する夫婦が多いというのはそのような原因なのでしょう。
一方で、冷静に「終活」の一環として熟年離婚を選ぶご夫婦もいます。
この場合は、相手に対する強烈な嫌悪感が原因になっているというよりは、もっと未来志向で。
例えば、「死んでまで夫(もしくは妻)と同じお墓に入りたくない」とか「嫁ぎ先のお墓に入るのが嫌だから」といった理由で熟年離婚を考える方も少なくないようです。
これは私もなんとなくわかりますね・・・。
女性なら、「毎日、夫や子供の世話で明け暮れてきた。もう嫌だ、解放されたい」と思っている方が多いでしょうし、男性なら「家族のために毎日働いてきたんだ。もう嫌だ」と。
冷静に考えてみればお互い様なのでしょうけど、やっぱり人間、いくつになっても「いろんなしがらみから自由になりたい」という気持ちは心のどこかでくすぶり続けているんじゃないでしょうか。
だから年齢に関係なく「自分らしく生きたい」と飛び出したくなる瞬間があるのでしょう。
それが、熟年離婚の原因につながることもあるわけです。
しかし、熟年離婚したせいでもらえる年金額が減ってしまうこともありますし、今まで感じたことがなかった孤独感にさいなまれるかもしれません。
若い頃の独立とは違って、「もし、一人暮らしで認知症になってしまったら?」という健康上の不安もありますよね。
そういったことも踏まえてトータルで考えてみれば、熟年離婚は必ずしもオススメできるものではありません。
原因は様々ですが、避けられるのであれば避けたほうがお互いのためになるとも考えられます。
熟年離婚という言葉が脳裏をよぎるほど関係が悪化していてもこれからも一緒に暮らしていくためには、
- お互いに思いやりと感謝の気持ちを持つ
- 相手の話は最後まで聞く
- 干渉し過ぎない
最低限、この3つは心得たほうが良いでしょう。
また、朝起きたら「おはよう」、なにかしてもらったら「ありがとう」、なにか失敗したら「ごめんなさい」、この3つの言葉は人間関係の基本です!
永代供養の総合情報
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