熟年離婚を後悔したくない!その後の生活を豊かにするための心得3つ!
熟年離婚の「その後の生活」を思い描いたことはあるでしょうか。
元パートナーや子供に迷惑をかけず、自分らしい第二の人生を楽しむには今、どんな準備をしておけば良いのでしょうか。
ここでは、熟年離婚のその後の生活で後悔しないための心構えや準備について考えてみましょう。
実際に熟年離婚した方の声を聴いてみますと、幸せになった人もいればそうでない方も多く、完全に「ケースバイケース」「その人次第」としか言いようがありません。
まずは、その後の生活で幸せになれる人とそうでない人の特徴を比較してみましょう。
体験談を参考にしてみると、離婚後の暮らしのビジョンを明確に描いていた方は熟年離婚後も穏やかに、自分らしい生活を送っているようです。
具体的には、
- どこで、誰と暮らすのか
- どんな暮らしがしたいのか
- 一ヵ月にどのくらいのお金が必要になるのか
- そのお金をどうやって捻出するのか
- 財産分与でそのくらいもらえるのか
- 病気のリスクにどう備えるか
- 最期の時はどこで、どうやって迎えるか
- 死後のお墓はどうするか
「その後の生活」をここまで細かく考えてあれば、熟年離婚で本当に一人になったとしても戸惑うことはないでしょう。
必要以上に孤独を感じることもなく、あとはあらかじめ決めておいたシナリオ通りに事を進めていくだけです。
例えば、「少しずつ貯えておいた貯金と親から相続した遺産で高齢者向けのマンションを買った」というAさんは、子供の援助にも頼らずに自立した生活を楽しんでいるそうです。
一方、その後の生活で後悔する人の多くは無計画です。
漠然と、「一人になったら時間を自由に使える」といった憧れだけで熟年離婚をしてしまうと、まずはお金がない現実にぶつかります。
その結果どうなるかというと、
- 栄養が偏って病気になる
- 外食にも行けないので、交友関係も制限される
- 子供に経済的援助をしてもらうことになり、ギクシャクする
- 場合によっては子供に縁を切られてしまう
- お金もなく頼る相手もおらず孤独な老後となる
無計画に進めた熟年離婚の一番の問題は、周りに迷惑をかけることです。
離婚した後までも元パートナーを頼る羽目になったり、子供をアテにしたり。
頼られる方としては無下に突っぱねるわけにもいきませんし、かといっていつまでもその状況が続くのも本心としては困るわけですから、悶々と思い悩むことになるでしょう。
大切な子供にそんな負担を強いることがないよう、「その後の生活」はしっかりシミュレーションしておく必要があります。
では、その後の生活に備えて今あなたがやるべきことはどんなことなのでしょうか。
離婚したい理由を書き出す
頭の中でぼんやりと新しい生活を思い描いているだけでは、離婚は成功しません。
まず、「なぜ離婚したいのか」「離婚しなれば解決しない問題なのか」「離婚したらどう解決するのか」・・・といったことをノートにまとめてみましょう。
案外、言葉にしてみると決心や考えが甘かったことに気づいたりするものです。
必要なお金を試算しよう
「老後に備えた貯金は2000万円必要」なんてデータが公表されて話題になっていますが、実際問題、あなたが思い描いている「じぶんらしい生活」を叶えるにはどのくらいの金額が必要でしょうか?
それを、貯え+年金だけでまかなえるのか。
働くとしたら月々いくら必要か?もし病気で働けなくなったらどうするか?
・・・そういったことを、「なんとかなるでしょ」と先延ばしにするのではなく「今」考えて実際に動くことが大事なのです。
家族とどんな関係でいたいのかを明確にしておく
熟年離婚したら、パートナーや子供とはどんなスタンスでやっていきたいのか。
時々は会いたい?それとも、もう全く会わなくても大丈夫?
時々会いたいなら、その頻度や場所までもシミュレーションして希望を伝えておかないとややこしいことになりますよ。
このように、熟年離婚を本気で考えるならばかなり細かい部分まで自分でプロヂュースしていかないと望んでいる生活は手に入らないでしょう。
特に意識して欲しいポイントをまとめます。
- 熟年離婚は、その後の生活に個人差が出やすい
- お金については特に準備が必要(元家族に迷惑をかけないように)
- 離婚後の家族の在り方については、家族で話し合っておいたほうが良い
20年以上も「家族」をやってきた2人です。
そう簡単には他人には戻れないでしょうし、もしかしたらその後もつかず離れずの生活が続くかもしれません。
互いに相手の幸せを願い合えるような穏やかな関係でサヨナラするためにも、準備段階にある「今」の過ごし方がとても大切。
言葉にしなければ伝わらないこともありますし、その後の生活についても意思を共有しておくことをオススメします。
永代供養の総合情報
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