熟年離婚の3つのメリット。人生最大の“賭け”は未来を信じることから
20年以上の婚姻関係を経て離婚することを「熟年離婚」と言いますが、そのメリットとは具体的にどのようなことでしょうか。
実際に熟年離婚した方の声を踏まえて、そのメリットについてまとめてみました。
若い頃の離婚とは違った視点・価値観が斬新!
傍から見れば、「いまさら離婚しなくても」と思われるかもしれません。
しかし、熟年離婚に成功しているみなさんには、どうしても「今」でなければいけない理由があったのです。
熟年離婚と言われる年齢まで我慢して離婚する最大のメリットは、やはりこれでしょう。
若いうちの離婚だと、子供がまだ独立しておらず、経済的・精神的に負担をかけてしまいます。
「仲の悪いまま一緒にいても仕方がないのではないか」「かえって子供に悪影響を及ぼすのではないか」」という声もありますが、やはりシングルになって子供を育てるのは女性にとっても男性にとってもキツイものです。
その点、子供が独立した後の熟年離婚であれば、経済的に夫婦それぞれがしっかり自立してさえいれば子供に迷惑をかけることはありません。
DVや虐待など深刻な問題が生じている場合は例外として、離婚は子供が独立するのを待ったほうが良いでしょう。
熟年離婚となれば、お互いに両親も高齢になっているはずです。
年齢にもよりますが、寝たきりだったり、認知症による徘徊などの症状が出ていたりと、かなりハードな介護が要る状態になっている可能性が高いのではないでしょうか。
実の両親であるなら介護も頑張れるけど、義理の親はちょっとなあ・・・。
と、数年後に待っているであろう介護生活を想像して憂鬱になっている方も少なくないはず。
しかし、熟年離婚すればあなたが義理の両親の介護をする義務はなくなります。
介護すべき高齢者の数が半分になっただけでも、気持ち的にはラクですよね。
離婚を考えるくらいですから、パートナーに対してはもう愛情はないわけですよね。
それどころか、むしろ嫌いですらある。
ということであれば、日常生活の一挙手一投足にイライラしてしまったりしているのでは?
熟年離婚すれば嫌いな相手と離れられるのですからそのイライラは静まります。
連動して自律神経のバランスも整い、肌ツヤも良くなるかもしれませんね。
「長年悩まされてきた頭痛が、熟年離婚でスッキリ治った」という知人もいますので、パートナーから受けているネガティブなエネルギーの影響は無視できません。
熟年離婚は、その後の人生を左右する大きな決断。
吉と出るか凶と出るかは実際に離婚してみなければわからないところもありますが、少なくともハッキリしたメリットがあることは事実です。
- 子供に迷惑をかけずに新しい人生を始められる
- 嫌いな姑・舅の介護から逃れられる
- 心身の状態を整って健康になれる
ある意味では「ギャンブル」のような賭けですが、リスクを恐れず思い切った決断をした人でなければ見られない、人生後半の素晴らしい景色があるのかもしれませんよ。
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