30代の終活ですべきこととは？残された家族が幸せに生きるために。
子供を残して突然、逝ってしまう。
そんな最期を迎える可能性もゼロではない30代だからこそ、終活を始める意味がある！
では、誰のために、具体的にどんなことから着手すれば良いのか？
今すぐにでも始めるべき、30代の終活について考えてみました。
自分が今日、予期せぬ事故で死んでしまったら、残された家族は何を思うだろう？
･･･そんなことを考えてみるのが、30代の終活です！
小学校の時の同級生が、突然、亡くなりました。
まだ30代半ばで、小学生の娘ちゃんがいた彼女。
朝、玄関先に倒れているのを新聞配達のお兄さんが見つけて救急搬送されましたが、もう息絶えていたそうです。
「終活」という言葉を耳にする度、私はいつも彼女のことを思い出します。
結局、「窓を開けて換気しようとして、誤って窓から落ちた」というのが死因だったそうですが、状況が状況だけに様々な憶測や噂が流れ･･･、残された娘ちゃんはどんな気持ちだっただろうかと。
もし、30代からでも終活をしてエンディングノートでも残っていれば、それが本当に事故であったことを証明できたのに、と思うのです。
30代は未成年のお子さんがいる方も多いでしょう。
だからこそ、自分に予期せぬ万が一のことがあったとき子供たちがその死を納得して受け入れられるように、準備が必要なのです。
もし、亡くなった友人が終活をしていたら。
日々をどんな気持ちで生きていたか、家族へのメッセージが残っていたら。
きっと、誰もがその死を疑いようもなく「事故」として受け入れることができていたでしょう。
そう、終活というとお墓のことやお金のことなど事務的なことについて整理しておくことだと思っている方も多いかもしれませんが、それだけではないのです。
残された人への想いをわかりやすい形で記しておくことも大事な「終活」の一部！
30代は特に、自分の死によって大きな心理的ダメージを受ける人がいることを忘れてはいけません。
日々の生活の中で感じる家族への想い、「こんな風に生きていって欲しいな」という願いを書き出すことで、自らもまた、家族に対する感謝や愛を再確認することができるでしょう。
事務的な内容を整理しておくことも大事ですが、それ以上に残された人に「伝えたいこと」を明確にさせておきたいものですね。
また、せっかく終活ノートをつけているのであれば、その存在を家族に伝えておきましょう。
誤解している方も多いようですが、終活のエンディングノートは遺書ではありません。
遺書は、死を覚悟した人、これから死に向かう人が書くものですよね。
それに対してエンディングノートとは、「これからも生きていくこと」を前提として書かれるもの。
遺書は「今からこの世を去るから、最後に言いたいことを書いておく」というクローズ的なものですが、エンディングノートは「まだまだ生きていくつもりだけど」が前提なんです。
「万が一」に備えて、念のため準備しておくよ！というニュアンスですね。
遺言書とは違って法的な効力はありませんが、その記録があるかないかで残された家族の負担はかなり違ってくるのではないでしょうか。、
一方的に怒りや悲しみ、後悔を押し付けるのではなく、残された人の物理的・心理的負担を減らすために用意しておくものだと考えると前向きですね！
･･･というわけで、終活をしていることやエンディングノートを用意していることはオープンにしてOKですし、むしろそうしておかないと“その時”を迎えた時に家族がその存在に気づかない可能性もあります。
オープンにすれば「30代で終活～！？」と怪訝な顔をされるかもしれませんが、それは家族への一つの愛の表し方ともいえるのです！
永代供養の総合情報
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