年金で老人ホームの費用を賄いたい、なんて甘過ぎる?見るべき現実

「老後は老人ホームに」と思っている方も多いと思いますが、その費用はどこから捻出するおつもりですか?

 

「年金で」という心づもりでいても、それが十分にもらえない時代になってしまったらどうしましょう!?

 

今回は、若いうちから意識しておきたい老人ホームの費用と年金の問題について考えてみましょう。

 

今の若い世代が高齢者になる頃には、年金はずいぶんと減額されてしまうらしい。

 

そんな話を聞いたことはあるけれど、イマイチ危機感が湧かない?

 

それなら、まずは老人ホームの月あたりの費用と年金の月額を照らし合わせてみましょう。

 

のんびりしてはいられない!老後の資金計画はお早目に

自分の老後って、まだまだず~っと先のような気がしていませんか?

 

私は一人っ子なので、子供の頃から老後のことについては親にしつこいくらいよく言われていました。

 

「うちは父さんも母さんも厚生年金だから、他の家よりは老後の資金に余裕がある。だから、自分一人でなんとかしようなんて思わないで、入れる老人ホームがあったら迷わず入れて欲しい」と。

 

当時の私は、歳を取ったらみんな老人ホームに入れるものと思っていましたし、そのために年金があると思っていたのでいまいちピンときていませんでした。

 

また、私が学生時代に免除されていた(と思っていた)年金も、実は母親が後になってまとめて支払っていたことが判明!

 

老人ホームの費用は年金だけで入居できるほど安くはないということ。

 

そして、私たちの世代がもらえる年金は、老人ホームどころか日々の生活すらも厳しいくらいの額であること。

 

・・・お恥ずかしながら、25歳を過ぎて初めて、私はその現実を知ったのです。

 

老後を穏やかに、健やかに、あまり家族に迷惑をかけずに過ごすためにも、資金計画は20代、30代のうちに始めるべきですね!

 

少なくとも、自分が老後に年金をいくらもらえるのかは関心を持ってチェックしておきたいところです。

 

定期的に郵送されてくる「ねんきん定期便」はしっかり確認しましょう!

 

年金だけで老人ホームの費用はまかなえる?

老人ホームの費用は年金だけではカバーできないらしい・・・でも、一体どのくらい足りないのか?気になりますよね。

 

まずは、年金はいくらもらえるのか。

 

(人によって勤続年数などが異なりますので金額にも幅がありますが)2016年現在のところでは厚生年金が15~17万円/月、国民年金だと5~6万円/月といったところです。

 

さて、次に老人ホームの月額費用を見てみましょう。

 

公的な介護施設だと、特別養護老人ホームが7万円~、介護老人保健施設や介護療養型医療施設、ケアハウス(経費老人ホーム)は8万円~が標準的です。

 

これが民間の有料老人ホームとなると、月10万円以上!

 

厚生年金の受給者であればなんとかなりそうですが、国民年金だけで老人ホームの費用をまかなうのやはり厳しそうですね。

 

月3万円不足すると考えると、年間で36万円。

 

入居生活が10年続くとしたら、360万円足りないということになります。

 

しかも、これはあくまでも老人ホームの費用として必要な分ですから、その他の生活費を考えるととても年金だけではやっていけない・・・。

 

今後は年金の金額も減っていくことが予想されますので、現実はますます厳しくなりそうですね・・・。(30代の私が年金を受給する頃には、今の4割くらいになっているという説もあります。)

 

貯金がない人はホームレスになるしかないってこと!?

では、お金に余裕がない人は老人ホームにも入れず、介護のサービスも受けられずに孤独死するしかないのでしょうか?

 

もしくは、子供が犠牲になって介護離職して親を支え、金銭的にも体力・精神的にも限界まで頑張って共倒れするしかないのか!?

 

・・・現実的にはそのような悲しい結末を迎えてしまうケースもあるようですが、救いの手が全くないわけではありません。

 

厚生労働省は地域での包括的なケアに注力しており、国民年金の範囲内で費用をまかなえる介護施設も新たに生み出されています。

 

例えば、住み慣れた土地で「通い」と「泊り」を組み合わせて介護サービスを受けられる「小規模多機能ホーム」など。

 

まずは、市町村の窓口に相談し、年金の範囲内でどんなサービスが受けられるのかを正確に把握することが大事です。

 

今は公的な老人ホームはどこも満室で「入居まで○年待ち」というところもザラですが、老人ホーム以外にも今の状況を少しでもラクにできる道はあるはずです。

 

介護生活が長くなると、厳しい現実を突きつけられて落胆してしまう気持ちはよくわかりますが・・・。

 

それで諦めて引きこもってしまうと、介護する側にとってもされる側にとっても良いことは一つもありません。

 

今の状況を打開するには、どんな“藁”でも良いので、すがれるものがあればすがることです!

永代供養の総合情報

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