老人ホームの費用を一括で支払うメリットが知りたい！
老人ホームの費用は一括でまとめて支払うことができます。
それは月払いと比べてどんな風にオトクなのでしょうか。
世の中のたいていの物はまとめ買いが安いですが、実は老人ホームの費用も一括払いがオトク？
具体的に、その「一括」には何が含まれているのか？
また、何がどうオトクなのか。
トータルで見た時に損をしないためにも、老人ホームの費用の支払い方法について知っておきましょう。
普通の賃貸住宅だと、家賃は月払いですよね。
老人ホームも同じ感覚で考えがちですが、実は一括で前払いできるシステムも用意されています。
資金に余裕があるのであれば、一括で納めておくのがオススメですよ。
「老人ホームの費用」というと、一般的には「一ヶ月あたり、いくらかかるのか？」という月額料金に目を向けやすいと思います。
しかし、実は、月毎に支払うよりもまとめて一括払いにしたほうがトータルで見るとお得になるのだとか！
一括で前払いできるような資金があるのであれば、それに越したことはないということですね！
入居する老人ホームによってもシステムは異なりますが、たいていの施設では「分割か」「一括か」支払い方法を選べるようになっているのだそうです。
例えば、民間の有料老人ホームだと「入居する時に○千万円もかかる！」ということで驚かれる方も多いですよね？
しかし、実は入居後にかかる費用を一括払いする場合の金額だったりするわけです。
一括払いと月払いを組み合わせた支払い方式を選ぶこともできたり･･･と、ケースバイケースなんですよ。
さて、おそらくここでみなさんはこんな疑問を抱いていることでしょう。
「一括って何年分？なんだか、死期を予測しているみたいで嫌だな･･･。」と。
これについては、老人ホームに入居する方の年齢や性別、要介護の度合い、健康状態によっても異なります。
ただ、基本的には「入居者のうち、約50%の方がその施設に入居し続けることが予想される期間」をベースにしています。
簡単に言うと、その老人ホームに入居している人の平均余命を参考に
「このくらいの年齢の男性なら、平均的にあと○年くらいここで暮らすことになるでしょう。その場合はこのくらい費用がかかりますよ。」
という費用計算がなされるわけです。
例えば、75歳で入居したとして、その老人ホームに入っている同じくらいの年齢・性別・健康状態の方の平均寿命が85歳なら、余命は10年ですよね。
その場合は、一括払いするなら10年分の費用をまとめて支払うという形になります。
ただし、老人ホームによって計算方法が異なりますので、費用を一括で前払いする場合はその計算の根拠をしっかり確認しましょう。
ちなみに、想定の居住期間を超えて入居する場合でも、家賃の追加払いは必要ないのだとか。（嬉しい誤算ってことでしょうか！？）
この点も、各月払いよりも有利な点ですよね。
また、想定期間よりも短縮して退去される場合は、入居する際の契約書に記載されている返還式に基づいて残りのお金が戻ってくる仕組みになっています。
ちなみに、老人ホームの費用の中には様々なものが含まれています。
一括で前払いする場合は、そこに含まれているもの、「一体、何に対してこの金額を支払うのか？」を明確にしておく必要がありますよ。
基本的には、家賃（その老人ホームを使用するためのお金）だけを一括で支払い、その他（食費、光熱費、施設管理費、介護費）は月払い。
食費が3万円、光熱費や雑費で1～2万円、介護サービスで1～2万円･･･と考えても、月に5～7万円は必要ということ。（介護保険も適用されますが）
老人ホームの費用は一括で支払ったから、もう大丈夫！･･･とはいかないのが、現実の厳しいところです。（意外と、勘違いしている方が多いんですよ。）
老人ホームの費用については医療費控除の対象にもなりますので、そういった制度を使いながら賢くやりくりするしかありませんね。
また、横出しサービス（介護保険適用外のサービス）の内容も老人ホームによってはずいぶんと違いがあり、これも月額の違いに表れてきます。
老人ホーム選びの際には、それが本当に必要なサービスかどうかも吟味しましょう。
永代供養の総合情報
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