初七日のお車代はどうしたらいい?
初七日法要を、葬儀の後に続けて行う場合は改めてお包みしなくても良いでしょう。
ですが日を改めて場を設ける場合、法要ごとのお車代は必要となってきます。
親しい間柄で、当家の方が送迎する場合はお車代はいりませんけれどもね。
仏具店で働いていた際に、お車代と書かれた袋を探されているお客様が多く来られました。
お膳料まではあるんですが、お車代の袋はそうそう見かけないのです。
お膳料、お車代は無地の封筒にそれぞれ書いてお渡しすれば伝わりますのでそれで大丈夫です。
個人の経験からですが、お年を召して来て書き物が大変、という方でこんな工夫をされているのをお見掛けしました。
ハンコ屋さんでオーダーして、お膳料、お車代、お供え、そしてご自分のお名前のハンコを持ち歩ておられました。
それなら、苦もなくすぐに綺麗な文字で用意できますね。
ここだけの話ですが表書きが判読しにくいと後で困ってしまうようなので、それよりはハンコ、というのも一手かも知れません。
初七日法要も別日に設けてしっかりされるお宅もまだ多い、地方では不祝儀袋は沢山出番があります。
転居したが、田舎のお寺とはとても縁が深く、墓も立派なものを寺院内に作ってある。
そんな場合、離壇(お寺の檀家を辞めること)せずに引き続いて法事の折には来ていただくこともあります。
お車代として、そういったケースの場合は一般的な値段と言われる五千円どころでは済みません。
新幹線代を負担してお招きするといったケースも聞いたことがあります。
高齢の親を呼び寄せて、一緒に暮らす時には、お寺の事お墓の事はどうなっているのか一度元気なうちに確認しあった方がいいですよ。
お招きする家のもので配車をする場合は、いりません。
葬儀から初七日を続けてされる場合は、それぞれに包まずとも一回分となります。
また、お寺の方との関係によっては近くなので良いですと言われることもあります。
うちでは、お布施の中にしっかりお包みしてお膳も大体共にするのでお布施をおひとつ包むだけでしています。
家にも複数車を停められるスペースはありますし。
都会ではそうもいかず、有料パーキングに停車して来ざるを得ないところもあるようですのでお車代は法事毎にしっかり必要なようです。
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