初七日に菓子折りをお供えする時の注意点など
初七日にお菓子をお供えにお持ちする。
その際には、分けやすいものが便利なようです。
和菓子の良い物は、下手に少額を包むよりも、分かる方は分かって下さるので、気持ちのお供えとしてはスマートですね。
箱入り菓子や、お持たせ品や、ギフトでいいんじゃない?
なんで、菓子折りって名前なのか分かりませんでしたので少し豆知識として解説を。
菓子折りの元々の意味は、菓子を持ち歩く際に使われた使い捨ての折箱の事を示しています。
遡ると、昔はお菓子が高級品だったので、届ける際には重箱に詰めていたことに由来しています。
最近見た例で言いますと、幕末の大河ドラマで主役の女性が羊羹を作るシーンがあって、その中で重箱に詰めて持ち運んでいました。
蛇足ですが砂糖は昔は高く、従軍する方の慰めとして菓子を届けて戦意高揚効果を上げていた時代もあったようです。
つまり折りの意味の示すのは、外箱です。
菓子を選ぶ。
改まった場に持参する菓子を選ぶって、実はそんなに経験無くないですか。
大人が目の前でやり取りをするのも、親戚付き合いがあまり無かったので私は目にしたことも少なく。
いざ選ぼうと思っても、正直どれくらいするものかあまりピンときませんでした。
返礼品を選ぶ事があり、地元で有名な和菓子店に入って驚いたのが、お値段が高いことです。
スーパーでは100円位で複数買える和菓子ですが、2から30個ほどの個包装された菓子の入った箱一つに五千円かかりました。
物知らずで恥ずかしいですが、和菓子の高さを知らずに店内に入って冷や汗をかきました。
霊前に供える、見栄えの良い分量の菓子折りを用意するなら三千円包むよりも高級な場合があるんですね。
品物を選ぶ、という行為のひと手間は伝わるものです。
親戚などではなくて、友人だったなら初七日を過ぎてから案内が届くこともあります。
故人の好きだった品物を、選んで持って行くそれだけで気持ちは伝わるものですよ。
お若い方が亡くなった場合はどうしても、親御さんの立場としては同級生や友人に知らせるのがつらく躊躇われるものです。
それでも知らせて貰えたなら、お金ではなくてお花や好きだった菓子などを携えてお参りに伺うのが良いのではないでしょうか。
返礼不要で、ひと時故人を偲べるものの方がお供えに適しているケースもあります。
永代供養の総合情報
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