葬儀の引き出物をどうしようか迷ったらすぐに葬儀社へ相談を
葬儀にまつわることは地域や宗派によって大きく変わります。
引き出物もその一つ、額もそうですし手渡すタイミングもずいぶん違うのです。
ですから、葬儀の引き出物はどうするのか?周囲の人々とよく相談すること。これが重要になってくるのです。
自分が住んでいる地域以外で葬儀に出席すると、引き出物の内容がずいぶん違う、こんなことはよくあるもの。
以前、自宅を離れて単身赴任をされている方のお母さんが亡くなる、こんなことがありました。
そこで、彼の単身赴任先からも大勢が葬儀に出席したのですが、その話を聞いて慌てたのが、お母さんを亡くした彼。
単身赴任先の風習では引き出物は商品券が一般的、参列者の香典は3千円とか5千円といった所。
自宅の風習では引き出物は海苔とかお茶、香典は千円程度が普通とされているのです。
単身赴任先から来る参列者は用意してくる香典の額も高い、彼はそれ用の引き出物を改めて発注することになったとか。
うーん、大変ですね。
上の例でもわかる通り、葬儀の引き出物は地域によって大きく違うもの。
それに合わせたものでないと、後から常識を知らないとか、失礼だとか陰口を叩かれてしまったりします。
そんな風にならないためにも、葬儀に出席する側は周りと合わせる、慣れない土地ならば特に周りに聞いたりする。
こんな気遣いが必要ですし、葬儀をおこなう側も相応の気遣いが必要となってきます。
まあ、葬儀をおこなう方ならば、近年は葬儀社が深く関わってくるようになりましたから、担当者から話を聞く。
もしくは、親戚の年長者から話を聞くことが必要となるでしょう。
葬儀の引き出物の額だけでなく、内容も同じです。
商品券、カタログギフト、海苔、お茶などなど、これも地域性や宗教・宗派によって大きく異なるもの。
全くわからない場合は、葬儀社や周りの人の意見を尊重することが必要となります。
後は引き出物の金額なのですが、全国的に一般的とされているのが香典の半額程度という考え方。
そして引き出物を渡すタイミングは特に親しくない間柄の場合は参列直後。
香典の額も高くなる親戚や親しい間柄の場合は、忌明けに改めて持参するとか郵送するとか。
そんな風におこなわれるのです。
しかし、葬儀の引き出物については非常に地域性が高いもの。
葬儀には参列せずに、通夜のみというケースもありますし、引き出物とは呼ばずに香典返しとか返礼品とか粗供養品とか。
呼び方も地域によって様々です。
ですから参列する側は、今までこのような葬儀の引き出物が一般的だったから、という固まった考え方をしてはいけません。
故人をしのぶ方法は人それぞれ、葬儀の引き出物も地域それぞれ。
そんな風に考えるべきでしょう。
また、葬儀をおこなう側は、失礼のないように周りによく聞いて引き出物を用意する。
そんな心遣いが必要になるのです。
永代供養の総合情報
スポンサーリンク
同じカテゴリの記事
- 親戚としての服装に相応しいものって?
- アクセサリーはどこまで良いの?
- シャツ選びに注意するべき点
- マナーを考えた女性のスーツ選びのポイント
- タイツはダメなんでしょうか
- ハンカチはどんなものを持参すれば良い?
- 葬式に合う髪型とNGな髪型
- 挨拶など喪主が気を付けることアレコレ
- 受付を任された時、または受付を済ませる際の注意
- 葬式は全部でどれくらいの時間がかかるのか
- エナメルパンプスはダメと言われます。
- 喪服以外で気にすべきはエプロンの色。白?黒?
- お車代ってどれくらい?そもそもお車代って必要なの?
- お布施の金額、本当のところはどうなの?
- お別れの言葉は大切です!弔辞を頼まれた時に注意すべき点
- グレーのスーツでも大丈夫なの?
- スーツは黒っぽければ少しストライプが入ってても良い?
- お葬式をするのがダメな日があるとは知りませんでした。
- 業界を改革!ティアの挑戦に驚いた。
- トラブル発生!問題回避の為に事例を知っておこう
- ネイルは駄目と分かっているんだけれど。。。
- ネクタイ選び、色や柄、締め方、気を付けるべき点
- 「よくある質問・疑問」に答えます
- セレモニー会社の人気ランキング見極めのコツ
- ワンピース着こなしのコツ
- 挨拶状を出す際の注意点
- 案内文はどんな内容を書けば良いのか
- 遠方で参列できない場合の香典について
- 花の種類と手配は基本的には専門家に任せるのが吉
- 開始時間として、一般的な時間帯は?
- 欠席する場合、失礼にならないマナーがあります。
- 結婚指輪はOKとされているのですが注意が必要な場合もあります
- 告別式を含めた一連の流れが知りたい。
- 黒真珠という考えは基本的には間違っていないのですが
- 参列の断り方で悩む必要はなくなった
- どの範囲まで参列してもらうべき?
- 白いハンカチは、やはり活躍します
- 数珠などの持ち物は、あらかじめひとまとめに
- それほど深い付き合いがない取引先への対応方法
- 手伝いに、ふさわしい服
- 手土産も供物も、不要です
- 受付の挨拶、といっても特別なことはない
- 初七日は続けておこなってしまいます
- 上着に、チェスターコートを1枚
- 身内だけの家族葬は、事前準備が大切です
- セレモニー会社の選び方は、口コミや見積もりを参考すべきか
- 費用の相場は、189万円弱ってほんと?
- ふさわしい男性のバッグは
- 通夜なしのメリットやデメリット
- 電報をもらった場合のお礼はどうすれば良いのでしょうか。
- 妊婦出席しても大丈夫?出席する際の注意点
- 濃紺のスーツで出席するのは失礼なことなのでしょうか。
- ハーフアップはアリかナシか?
- 補助金制度があるというのは本当なのでしょうか?
- 密葬って何?家族葬との違い
- 無宗教葬にも個性を!具体的に、なにをするのか
- 友引や仏滅の日でも問題ナシ!その根拠とは?
- 友人代表の弔辞は何を、どうしたためれば良いの?
- 有志一同だといくら包めばOK?意外と知らないマナー
- 旅行と重なったら旅行はキャンセルすべきなのでしょうか。
- 和装は注意点が多い!知っておくべき常識をチェック
- 遺族に失礼にならないように途中退席する方法
- 和装は髪型ルールが沢山ありますが、一体どうするのが正解かご存知ですか?