どんな範囲まで葬儀に参列してもらうべき?参列するかは気持ち次第
どの範囲の親戚まで、葬儀に参列してもらうか?
明確な決まりはありませんが、目安となる範囲は3親等、そこから調節をして参列して欲しい人に声をかければいいでしょう。
では葬儀に参列しなくてはならないのはどの範囲か?
こちらにも正解はないのです。
葬儀の日取りが決まったら、近しい人々に連絡を入れるもの。
では、近しい人々とはどれぐらいの範囲なのか?と考えると結構難しいものです。
まず親族なら3親等以内、亡くなった方の子ども、孫、叔父・叔母、甥・姪、これが一応の範囲の目安。
これらの顔ぶれの中から、生前の親しさの度合いを考えて範囲を広げたり、狭めたり。
そんな風に考えながら、葬儀の参列者を決めていきます。
どこまでの範囲に声をかけなくてはいけないとか、これ以上の範囲に声をかけてはいけないとか。
そんなものはありません。
自分が故人だったなら、誰に参列してほしいか?
そんな想像力を使って、葬儀に参列してもらう人に連絡を入れるのです。
これに加えて故人の友人や勤務先、近所の人にも連絡を入れる。
友人については特に仲良くしていた数人、勤務先ならば上司、近所の人ならば自治会長。
こちらは非常に限られた範囲だけで良いもの。
なぜなら、友人や勤務先といった人たちは、それぞれ自分の範囲で声がけをしてくれるもの。
これで、葬儀の参列者が決まります。
一方でよくある家族葬の場合、こちらは葬儀の参列者の範囲がぐっと狭いのが特長。
声掛けの範囲は、親族のみとなるのが一般的です。
では、どこまでの範囲で葬儀に参列すればいいのか?これも結構難しい問題です。
これも、参列しなくてはいけないという決まりは特にないもの。
基本的には、自身の気持ち次第ということになります。
資料によると参列する・しないの差は、故人と面識があるかどうか、もしくは故人が友人の親などの場合。
これらがそれぞれ30%強となっていますから、一般的にも参列者の気持ち次第とされています。
他にデータにあるのが、連絡が来たときのみ参列というケースが20%強。
推測となりますが、これは増えつつある家族葬に参列するという場合でしょう。
そもそも、家族葬の場合は連絡が来ない限りは葬儀に参列しようがないという性格のもの。
ですから、参列する側の気持ち次第という参列の原則はここでも有効と見ることができます。
どこまでの範囲の人たちの場合だったら、葬儀に参列すればよいのか?
これについては、気持ち次第、故人をしのびたいならば参列するという考え方で良さそうです。
以上のように、葬儀に参列する人の範囲をどこまでにするのか?については明確な答えはありません。
そして、参列すべきではないというタブーもないのです。
個人の立場で考えて、参列してほしいと思うならば声がけをする。
自身が参列すべきと考えるならば、足を運ぶ、これでいいのでしょう。
永代供養の総合情報
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