葬儀の受付の挨拶といっても特別なことはない
葬儀の受付を任されたからといって、特に気負うことはありません。
失礼がないように、しっかりと挨拶をする、参列してくださった感謝を述べる。
気の利いた挨拶などは不要、受付にしても何にしても葬儀の場では「そつなく」が大切なのです。
大会社の受付には頭が良くてかわいい女性を置くように、受付は会社の顔といわれています。
ということは、葬儀の受付もやはり顔、参列者の印象を大きく左右する役目を持つ。
ならばミスは許されないということ、緊張してことに挑まなくてはなりません。
さて、葬儀の受付の仕事とは、、、
参列者に挨拶をする、香典を受け取る、芳名帳に記入を依頼する、返礼品を渡す。
後は、少々イレギュラーな仕事として、参列者の質問に答えるというのもありますね。
さて、重要なのは挨拶です、といっても気の利いた一言を述べる必要はありません。
参列者の労をいたわり、感謝の気持ちを述べる「ありがとうございます」。
「お忙しいところ、お運びいただき恐れ入ります」といった具合で大丈夫。
何ら難しいことはありません。
次に香典を受け取った場合。
これも感謝の気持ちを述べておけばいいので「ありがとうございます」。
「ご丁寧に恐れ入ります」「お預かりいたします」でよいでしょう。
受付は参列者と遺族との橋渡し役ですから「ちょうだいいたします」ではニュアンスが違う。
やはり「お預かりいたします」が正しいということになります。
そして、香典を受け取る際には必ず両手です。
その際には香典の表書きを確認し、名字だけしか記入されていない場合ならフルネームをうかがっておく。
なぜなら、誰からもらった香典かわからなくなってしまったら大事です。
その後、芳名帳への記入もフルネームで住所と所属もお願いしましょう。
「ご住所もご記入いただけますでしょうか?」の一言が大切となってきます。
そして、お返しする返礼品を用意する。
香典の額が多く連名になっているならば、その場合全員分の返礼品が必要。
何人分必要なのか、必ず確認した上で、両手でお渡しするようにしましょう。
お返しする際にはお礼の挨拶を忘れずに。
葬儀の受付、このようにやることを列記していくと色々大変ですね。
挨拶以外にも気を遣わなければいけないことは多々あります。
まずは、葬儀の流れ自体を把握しておくことが必要です。
そして、参列者の質問に答えなければならない。
例えばトイレの場所、喫煙場所、このあたりは予想ができる質問です。
あらかじめ場所を頭に入れておく必要があります。
参列者がコートなどを着用している場合、掛けておく場所を案内することも必要です。
次にイレギュラーにも対応しなければなりません。
そんな場合に備えて、常に葬儀社の職員さんはどこにいるのか?
目で追っておく必要もあるのです。
ただ、、、気をつけるべきは挨拶を含めて大きなミスをしないことです。
無難に物事をこなす、葬儀の場では最も大切なことですね。
永代供養の総合情報
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