葬儀で電報をいただいた!お礼は物じゃなくて心で示そう
スケジュールの都合で、もしくは育児や介護などプライベートな事情があって葬儀に参加できない方が電報を送ってくださった場合。
知らないフリでスルーすることもできたはずなのにわざわざ気にかけてくださったのですから、お礼は必須!
ここでは、葬儀に電報をいただいた場合のお礼の仕方について見ていきましょう。
人情としては、わざわざ足を運んでくださった方を優先したくなる気持ちもわかりますが、電報もまた立派な供養のカタチ。
故人のことを気にかけてくださったことには違いありません。
気持ちとしては、弔問客と同等レベルでお礼をすべきです。
葬儀に関するルールとしては、「いただいた金額の半値相当の品をお返しする」というのが一般的。
そうなると、香典とは違って金額がわかりにくい電報は困りますよね。
調べてみたところ、お悔やみの電報を送るのにかかる費用は25字までで660円。
65文字で1380円です。
この半額の品って・・・一体何を送れば良いんだ!?と迷ってしまいますよね。
実は、お礼の“品”は必要ありません。
できるだけ早く、お礼の“気持ち”を届けるべきなのです。
「この前は、電報いただいてありがとうね。気を使わせてしまって・・・。+(「ごめんね」or「ありがとう」のスタンプ)」
現代風の「お礼」のカタチは、こんなLINEが一通といったところでしょうか。
確かに、これで感謝の気持ちが伝わらないわけではありませんし、何もお礼をしないよりはマシかもしれません。
でも、相手はあなたの大切な誰かのことを思って、わざわざ電報の手続きをしてくれたわけですよ。
それをLINE一通で軽く済ませるのはちょっと失礼なんじゃないでしょうか。
葬儀が無事に終わったら、せめて、お手紙くらい書きましょう。
文面は葬儀屋さんに相談するとアドバイスをもらえますし、ネットでも検索できます。
簡単に内容をまとめると・・・、
- 弔電をいただいたことへの感謝の気持ち
- 無事に葬儀を行うことができ、故人を見送ることができたという報告
- 生前にお世話になったことへのお礼
- そして、これからも「よろしく」という気持ち
そして最後に、本来は実際に会って伝えるべき気持ちを手紙で済ませてしまうことのお詫びの気持ちをしたためて〆ます。
でも、よくあるお礼状の文面だと、仰々しすぎて感謝の気持ちは伝わりにくいかもしれません。
パターン化された文面をただ丸写しするのではなく、電報を送ってくれた方と故人の印象深いのエピソードなどを交えたりしてオリジナリティを出しましょう。
・・・といっても別に難しく考える必要はなく、例えば「○○さんと一緒に行った北海道旅行の話を家でもよくしていました」とか「素直ではない父でしたが、○○さんのことをとても頼りにしていたようです」とか。
そういったプライベートな(真似っこではないという意味で)一文があるとぐっと気持ちも伝わりやすくなり、記憶に残る手紙になるでしょう。
また、便せん・封筒で個性を出すのもオススメ!
葬儀関係のお礼状はこんなイメージで、主張し過ぎない華やかさがポイントです。
電報を送った側としては、
- 「葬儀に行けなくて申し訳なかった」
- 「よくよく考えたら、電報だけなんで失礼だったんじゃないか」
と罪悪感のようなものを抱いている可能性もあります。
そんな罪悪感をやわらげ、「葬儀には行けなかったけど、なにかしらの方法で供養できてよかったな」と思ってもらえるようなお礼状を書けたら満点!
あくまでも、故人の気持ちを代弁するような気持ちで相手と向き合うことが大切ですね。
永代供養の総合情報
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