手土産も供物も、葬儀の際には不要です
親族の葬儀に呼ばれたケースなら、手土産どころか香典も不要。
とにかく駆けつけることが第一です。
これが葬儀ではなくて法要ならば、手土産は必要ですが、この場合には「供物」。
浮かれてリボンなどは付けてはいけません。
近親者が亡くなったという連絡を受けた、そんな場合にまず取るべき行動は、すぐに駆けつけること。
この場合には香典すらも用意しないというのが普通です。
なぜなら、取るものもとりあえず駆けつけた、というのが正しい態度だからです。
「香典に新札」これはよく知られたタブーなのですが、これがタブーとされる理由は何でしょう?
まるで、香典を用意していたかのようだから、亡くなるのを待っていたかのようだからです。
ならば、とにかく駆けつけることを第一にすべき。
手土産?そんなもの用意しなくて大丈夫、というか手土産を持参するとトラブルにもつながりかねないのです。
しかし、四十九日の法要など事前に予定がわかっている場合。
これならば手土産を持参するというのはマナー違反に当たりません。
もちろん遊びに行くわけではないのですから、手土産ではなく「供物」なのですが、、、。
浮かれてリボンなどを付けてしまっては、まあ何をいわれるかわからないのです。
手土産ではなく供物ですから、付けるべきはリボンではなく熨斗紙。
四十九日の法要ならば黒白の水引、それ以降ならば銀色の水引がプリントされたものを使います。
そして、表書きは「御供」などにしましょう。
これが法要に手土産、ではなく供物を持参する際のマナーです。
さて、葬儀の際には連絡を受けたらとにかく駆けつけるのが第一です。
そして、折を見て供物も何も用意していないことを、喪主にわびるのが正しい態度。
すると、お供えでお花を用意してほしいとか、果物かごを用意してほしいとか。
こんな話に発展すると思いますので、こころよく了解、その料金は後日精算する。
これが正しいマナー、、、わあ、面倒だ!でも、そんな面倒なのがマナー。
これらの積み重ねでスムーズな社会生活が送られていると考えるべき。
というか、考えなくてはいけないのです。
そして、一段落して周りの親族が香典を出し始めた様子を見て、そっと香典も用意するのです。
葬儀に参列する際には、手ぶらで駆けつける。
あらかじめ予定がわかっている法要の際には供物を持参する、決して手土産ではありません。
そして、その供物なのですが、適当なものとして考えられるのが、日持ちするお菓子など。
生物とか重い物は避けなければなりません。
法要となると供物はたくさん集まるもの。
ですから、すぐに消費しなくてはいけないものは供物には向かないのです。
もらった人のことを考える、これは手土産でも供物でも同じことですね。
永代供養の総合情報
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