それほど深い付き合いがない取引先の葬儀への対応方法
取引先の誰かの葬儀がある、こんな話を耳にしたら、まず会社に報告をする必要があります。
取引先との付き合いの深さでどのような対応をするか、大抵は社内規定で決まっているからです。
さて問題は、それ以外のケースの葬儀への対応なのですが、、、。
仕事上大切な、取引先の方が亡くなった。
これが、全社を挙げて対応しなくてはいけないぐらいの取引先ならば、まあ総務にでも任せておけ。
こんな風になりますから、それほど難しいことではありません。
訃報を聞いた時点で、取引先の誰のどういった関係に当たる人が亡くなったのかを確認しておく。
そして喪主名と、通夜や葬儀の日時と会場名を聞き忘れないことが大切。
その後、会社に報告して対応を待つというのが一般的。
会社として付き合いがある取引先ならば、対応は会社に任せなくてはいけません。
それを受けて、会社側は以下のことを決定します。
弔電を打つのか打たないのか、花（供華）やお供え（供物）はおこなうのかどうなのか。
手伝いの人員を割くのか割かないのか。
香典はいくら包むのか、そして誰が参列するのか。
この場合、会社を代表して参列するのですから大抵取締役以上ということになってきます。
そして、参列する人が気をつけなくてはいけないのは、自分が会社を代表しているという自覚。
取引先の葬儀となると、これ以上にフォーマルな場はありません。
他の取引先の人たちも集まる場となります。
一部のスキもないように、身なりなどを整えなくてはならないのです。
さて、社を上げてというよりも、部や課レベルで付き合いが深い取引先。
こんな人に関する訃報を耳にした場合に、どう対応するのが正解なのでしょうか。
弔電や供華・供物に関しては大げさすぎるからやめておこう。
参列者は、取引先の担当者と付き合いが深かった人にしよう、ここまではスムーズに話が決まります。
問題は香典袋の表書きについて。
まず、取引先の相手の宗教がわからないならば、オールマイティに使える「御霊前」に。
香典袋も、白黒の結び切りのノシがついた無地のものを選びます。
後は、表書き。
これが大切な理由は、後日、遺族が会葬御礼を出す際に迷わないようにするため。
何という取引先の、どこの部署から香典が来たかがはっきりわかるようにするためです。
一番ダメなやり方は「◯◯株式会社 有志一同」といったもの。
誰が見ても、誰が参列してくれたかがはっきりわからないといけないのです。
部署で話し合った結果、香典を出すということになったならば、部署名も明記する。
その部署全員ではなく、一部の人たちが話し合って香典を出し合っている。
こんなケースならば、その人が誰かがわかるようにしなければなりません。
表書きに連名が書ききれないようであれば、中袋に名前を書き連ねた明細を入れておく必要があるのです。
この場合も後日、礼状を書きやすいように全員分の住所がわかるようにしておくべきでしょう。
永代供養の総合情報
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