旅行の日にまさかの葬儀!キャンセルしないのは薄情者?
楽しみにしていた旅行を間近に控えて、親しい人の不幸!
そんな時は、旅行をキャンセルして葬儀に出るべきなのでしょうか。
また、葬儀を理由に旅行をキャンセルする場合の費用はどうなるのか。
決して他人事ではないからこそ、自分だったらどうするか考えておきましょう。
「忌引」という制度があるくらいですから、人の死やその葬儀は特別なもの。
なにをさて置いてもかけつけるべき!という認識が定着しているのです。
でも、本当にそうでしょうか?
例えば、あなたが喪主を務めなければいけないくらい近い間柄の“誰か”が亡くなった場合。
それはもう、葬儀をディレクションする側の立場ですから、旅行なんて言ってはいられないでしょう。
というか、そういう気分にもならないんじゃないでしょうか。
では、自分がいてもいなくても特に影響がないくらいの関係の人が亡くなった場合は?
自分にとっては大金にあたる金額を払って予約した海外旅行を控えているとしたら、それをキャンセルしてまで葬儀に出なければいけないのでしょうか。
直前だと50%のキャンセル料が発生してしまいますし、これ、ホント悩ましい問題ですよね。
結論から言えば、どちらでもあなたの自由。
あなたが旅行をキャンセルして葬儀に来たからといって、亡くなった方が生き返るわけではありませんよね。
故人だって、そこまでして来てもらったらなんだか申し訳ないような気持ちになるんじゃないかな・・・。
楽しみにしていた旅行をキャンセルしてまで葬儀に出ても、自分にも故人にもなんらメリットはありません。
では、なぜ人は迷うのか?
それは他人の目が気になるからです。
- 「親しい人たちが悲しみに暮れている時に旅行に行くなんて、不謹慎だ。薄情者!」
- 「旅行のために葬儀を欠席するなんて非常識だ」
日本ではこういった考え方が根強くあり、そのためあまり合理的ではない判断をしてしまいがち。
しかし、体裁を整えるためだけに出席することに何の意味があるのでしょうか。
「あの時、○○の葬儀があったからせっかくの旅行がキャンセルになった」とずっと恨むくらいなら、旅行に行きましょう。
そして、帰って来てからお線香をあげに伺えば良いのです。
先方としても、バタバタしていて「誰が来てくれて、誰が来なかった」とかあまり気にしてはいないはず。
むしろ、ひと段落してから伺ったほうがお互いに落ち着いて話ができるんじゃないでしょうか。
私だったらどうするかな?と考えてみたのですが、やはり相手との関係性によって判断は変わってくるだろうなと。
旅行の直前で葬儀の連絡が入って、「どうしようかな」と迷うってことは、そこまでその人の死を重く受け止めていないんじゃないかな?と思うんですよね。
本当に大切な人だったら、訃報を聞いたらいてもたってもいられないはず。
旅行をキャンセルすることすら忘れてすっ飛んでいくんじゃないでしょうか。
そうでないのなら、葬儀に行くべきかどうか悩むのは体裁を気にしているだけ。
行っても後悔や恨みが残るので、それなら旅行に行ったほうが良いでしょう。
その場合、「どうしても外せない用があって遠方に行くので葬儀に出られない」とか濁して出発前にお線香をあげに行くこともできますよね。
または、落ち着いた頃に伺って「あの時は急な事情でこっちにいなくて」とかなんとか理由をつけておくとか。
こういう場合の嘘は方便で、自分だけでなく相手を救うことにもなるはずです。
永代供養の総合情報
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