金額は一万円。香典として包むならどんな点に注意すべき?
香典に一万円の金額を包む場合、お札の選び方や入れ方、香典袋の書き方など様々なルールがあります。
ここでは、社会人として最低限知っておくべき注意点を確認!
あんなこと、こんなこと、一万円という金額の香典に関する疑問を一気に解消します。
香典に一万円を包む。
金額は決まっているんだけど、包み方の作法がよくわからない・・・。
その作法、意外としっかりチェックされていますよ!
香典で「一万円」という金額を包むケースって結構多いですよね。
ご祝儀だったら「少ない」というイメージですが、香典の場合は多く包むことがかえって失礼にあるので、「一万円」という金額はあらゆるケースに選ばれる金額です。
友人、知人、同僚レベルだと5,000円でも十分なんですが、親族だと「最低でも一」という暗黙のルールがあったりしますよね。
例えば私も、20代の頃に祖父が亡くなった時は一万円包みました。(自分の年齢が上がると三万円以上になります)
その際、迷ったのはお金の入れ方の作法や香典袋の書き方。
私の場合は、購入した香典袋のパッケージに記載されていたお手本を参考にしました。
香典袋にはお金を入れる「中袋」というものがあります。
その中にお金を入れるわけですが、まずは「新札は避ける」というのは常識!
「突然のことだったので新札なんて用意できませんでした。」「こんな不幸が起こるなんて、予想していなかったので・・・」という意味を表すのだそうです。
だからといって、シワシワの汚れた札を選ぶのも失礼ですが・・・(苦笑)。
お札を入れる向きについてはいろんな考え方がありますが、「諭吉さんの顔が、袋の表面にくるように入れる」というのが一般的のようです。
また、袋に金額を書かなければいけませんが、「一」は線を書き足すだけで簡単に「二」や「三」に修正できてしまいます。
そこで、「壱」という難しい漢字を使うことになっているのです。
たいていの香典袋には、金額や名前、住所を書く欄がありますので、そのフォーマットに従っておけば間違いないと思います。
ちなみに、同じ「一万円」という金額でも、色んなお札の組み合わせがありますよね?
千円札を10枚、五千円札を2枚、千円札を5枚に五千円札を1枚・・・。
特に、複数の人たちから香典を集めて「○○一同」という形で渡すとなるとそのようなケースが多いと思います。
その場合は、基本的には一万円札1枚に両替してから袋に入れるというのが礼儀。
なぜなら、複数の枚数を入れることは「故人との関係が切れて家族がバラバラになってしまう」という意味があるからです。
「縁起」がどうのこうの・・・というのは普段はあまり気にならなくても、自分が当事者になってみると妙に気になったりするもの。
ただでさえご家族を亡くされてナーバスになっている時ですから、つまらないことで相手の気持ちを刺激することがないように配慮することも大人のマナーというものです。
永代供養の総合情報
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