生徒に包む香典の金額も相場と常識を大切に
生徒と先生、この関係は学校だけではありません。
例えば習い事教室などでも先生と生徒といった関係はあるもの。
その場合の香典の金額、ハッキリとした決め事がないだけに迷ってしまいます。
そんな場合は、香典の金額の大前提で考えると良いかと思います。
先生と呼ばれる人たちは意外とたくさんいるものです。
教員免許を持っていて、小中学校などで教鞭をとっている人も先生。
そんな免許がなくても、大学で教壇に立っている人も先生。
もちろん学校以外にも先生はいるもの、塾や家庭教師もそうですし、ピアノや習字といった習い事教室の経営者も先生です。
それぞれ、立場は違えど先生は先生、ならば教えを受けている人はみんな生徒となります。
生徒が亡くなった、こんなケースで香典の金額はどれぐらいにすればいいのか?
例えば、学校の生徒ならば、慣例はいくらでもあるでしょうから、それにならえばいいのでしょう。
しかし、卒業した後の生徒とか、習い事の生徒とか、慣例がない場合。
もしくは、慣例に合わないようなケースでの香典の金額を決めるのは、頭が痛くなることなのです。
目上には薄く、目下には篤く。
これが祝儀や香典といった場合の大原則。
生徒は間違いなく目下の関係にある人ですから、香典の金額を通常より篤くするのが正しいもの。
香典の当日返しが2、3,000円というのが一般的ですから、それ以上。
5,000円から場合によっては1万円というのが、香典の金額の相場となるもの。
もちろん、先生と生徒と言っても関係性は色々。
例えば学校を卒業した後の先生と生徒ならば、関係が近いとか遠いとか。
同窓会があった直後とか、ずいぶん長い間会っていないとか。
それによって、香典の金額も上下するものです。
しかし、やっぱり先生から見れば生徒は生徒。
香典は多めに包むというのが一般的といえるのです。
ならば、生徒同士といった関係にある場合。
同じ習い事教室に通っているとか、そんな場合の香典の金額はどうすればよいでしょうか。
生徒同士で申し合わせて、香典の金額を揃えるとか。
有志一同で、香典の金額を取りまとめるとか、そんなケースもあるでしょう。
一人ずつ別々に香典を包むとしたならば、生徒間での額は3、5,000円というのが一般的。
香典の当日返しの額を少々上回る、その程度の香典が相場といえるのです。
こんな場合によくありがちなのは、金額も少ないからといって香典の表書きを名字だけにしているケース。
これは、香典を受け取った側が一番困るもの。
誰から香典をいただいたのかは、葬儀の重要事項の一つ。
香典を受け取る側も、今後の付き合いを考える上でも、はっきりさせておきたいことなのです。
ですから、たとえ香典の金額が低くても、包みの表書きはフルネームで記入しておきましょう。
永代供養の総合情報
スポンサーリンク
同じカテゴリの記事
- いとこの配偶者、香典の金額はいくらが相場?親交の度合いとの関係性
- 一同で包む場合の香典の金額は?知っておくべき作法をチェック!
- 金額は一万円。香典として包むならどんな点に注意すべき?
- 甥っ子の葬儀に香典金額はいくら包むのがベストなの?
- 香典に偶数の金額はNG!!ダメな理由とふさわしい額は?
- 兄嫁の死・・・香典の金額は?兄嫁への感謝を香典の金額で
- 兄嫁の親、香典の金額は?親交の深さと香典金額の関係
- 姉の義父が亡くなった!香典の金額で姉に恥をかかせないためには?
- 姉の夫が亡くなった!香典の金額を左右するポイントを教えて!
- 大好きな叔父さんが亡くなった場合の香典の相場金額はいくら?
- 新盆の香典金額はいくらが目安?ナゼまたお金が必要なの!?
- 金額は決まった!香典袋もヨシ!入れ方はどうするんだっけ・・・!?
- 友人の親が逝去!香典の金額は?知っておくべき常識!
- 香典袋の裏の正しい書き方は?金額はこう書くのがオトナの常識だ!
- お客様への香典の金額は、関係性で大きく変わるので注意
- 弟の嫁の親、微妙な距離感がある場合、香典の金額は?
- 香典の金額は奇数でと聞きましたが、、、
- 兄弟の配偶者への香典の金額、その相場は?
- 勤務先の同僚への香典の金額
- 49日に欠席する場合の香典の金額相場は?
- 三回忌には香典の金額だけでなく、欠席を伝える際にも十分な注意を!
- 法事に欠席する際、気を使うべきは香典の金額だけではない
- 子供の同級生の親に包む香典の金額は、距離感によって変わる
- 子供の同級生の急逝、そんな場合の香典の金額とは?
- 子供の友達の親御さんが亡くなった、香典の金額の相場とは?
- 社員の家族が亡くなったケースの香典の金額と、ちょっとしたアイデア
- 先生との付き合いの深さで香典の金額も変わる
- 施主は葬儀を仕切る側、香典は必要ない?
- 祖父の葬儀で香典の金額よりも大切なこと
- 上司に香典を包む、そんな場合の金額の相場
- 同僚やその家族への香典の金額相場は5,000円
- 叔父といっても付き合いは色々、香典の金額は相場だけに頼れない
- タブーとされる香典の金額、最低のマナーは抑えましょう
- 妻の親が亡くなった、そんな場合の香典の金額は?
- 妻の祖父など、近い親族ほど香典の金額は大きくなる
- 長男が気にすべきは、香典の金額をいくらにすべきではない
- 妻の母となると、当然香典の金額は高額に!
- 取引先へ包む香典の金額は、友人のケースにならうべき
- 遠い親戚への香典の金額は、相場と経験から考えよう
- 仲人さんへの香典の金額は、知人のケースとは差をつけて
- 香典の金額は中袋に、ならばその書き方は?
- 意外と高額になる、ひ孫が包むべき香典の金額
- 娘の嫁ぎ先の祖母の香典は、考えうる限り最高の金額で!
- 娘の嫁ぎ先の親への香典、金額は考えられる限りのものを
- 婿の親への香典の金額は、どの程度がふさわしいの?
- 婿の祖父との関係に応じて、香典の金額は決まるもの
- 元上司など、関係が浅いケースの香典の金額の決め方は?
- 義理の親への香典は、実家の金額を参考に