義理の親への香典は、実家の金額を参考に
義兄の親となると、かなり遠い親戚。
ですから、香典の金額も、それ相応ということになります。
例えば、実家がいくら香典の金額を包むのか?
これを参考に、ワンランク下の金額を包むとか。
自身の親族の親戚で、いくら香典を頂いたのかとか。これらを参考に金額を決めましょう。
自身の姉の配偶者の親、言い換えるなら「義兄の親」。
兄の結婚式で会って以来、という場合も多いかもしれません。
いわば遠い親戚、民法上で考えてみても、義兄の親は親族には当たりません。
親族とは、6親等以内の血族と3親等以内の姻族を指すもの。
姻族とは自身の配偶者の血族になりますから、義兄の子どもや曾祖父母までが、3親等以内の姻族に当たります。
義兄の親は、親族には当たらないのです。
遠いといっても、義兄の親など親戚との関係は家それぞれ。
どの程度頻繁に顔を合わせるかというのは、家々によって変わるでしょう。
ただ、一般的に親戚の遠さで考えれば、香典の金額はそれほど高額にする必要はない。
こんな風に考えることができるでしょう。
義兄の親といった遠い親戚ならば、香典の金額はいくらぐらいが適当か?
5,000円では、近所の人や職場の同僚に包む金額。
ならば、ワンランク上げて1万円からというのが相場となってきそうです。
ただ、自身の実家がどの程度の金額を包むかを確認しておかないと、香典の金額のバランスが悪くなります。
バランス、、、香典の金額なんて気持ちではないか?こう考えることもできるでしょう。
しかし、実家の香典の金額と同等、もしくは高い金額を包んでしまうと、実家の顔を潰しかねません。
ですから、まずは実家に香典の金額を確認して、そこからワンランク下げた金額というのが適当。
実家が香典の金額を5万円にするならば、3万円とか。
自身が結婚をしていない、もしくは若いならば1万円とか。
この様にして香典の金額を決めればよさそうです。
葬儀の参列については、可能ならばするという感覚で問題もなさそう。
参列が難しいならば、香典は自身の実家に託すのがよいでしょう。
加えて自身の実家が供物や供花をするならば、いくらかを負担するのも良い方法です。
以上が、義兄の親がなくなった場合に、香典の金額で参考にすべき考え方です。
義兄の親が亡くなった場合、香典の金額を決める際に忘れてはいけないことがあります。
それは、相手側の家に今までどのようなことをしてもらってきたか?ということ。
自身の親を亡くしているケースならば、その際に義兄からどの程度の香典をもらったか?ということです。
自身の親の葬儀の際の香典帳を調べて見る必要が出てきます。
そして、その香典の金額を下回るというのは適当ではありません。
やってもらった分は、最低でもお返しするというのが冠婚葬祭の基本。
こんな考え方は、香典の金額にも当てはまってくるのです。
永代供養の総合情報
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