三回忌には香典の金額だけでなく、欠席を伝える際にも十分な注意を！
三回忌というフォーマルな場では、香典の金額にも気を使うもの。
加えて、欠席するならば香典の金額ばかりか、欠席する旨の伝え方などにも充分に気を遣わなくてはなりません。
三回忌はそれだけ、遺族にとっても重要なものなのです。
一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、、、故人を偲ぶ法要は、定期的にあるものです。
その中でも三回忌は、亡くなってからまだ日が浅いこともあり、声をかけられる人も多いもの。
そして、出席する方も、香典の金額にも気を使うものです。
香典の金額については、故人との関係性で大きく変わるものですが、こちらも一応の相場はあるもの。
親族や特に親しい仲ならば１万円から、普通に付き合いがあった程度の仲ならば5,000円からといったところ。
三回忌の法要の後に、会食がある場合が多いのですが、これに出席するならば会食費用として１万円から２万円をプラスするというのがよさそう。
親族や特に親しい仲ならば３万円から５万円、普通に付き合いがある程度のならば１万円から３万円というのが相場になります。
さて、このような法要への出席を促されていながらも、欠席をせざるを得ないケース。
この場合に包む香典の金額は、上にある法要に出席しない相場が参考になります。
三回忌など法要に出席する際には、香典以外にも何らかのお供えを持参するのが一般的。
欠席する場合にも、何らかのお供えを香典と一緒に郵送する、もしくは出席する誰かに託すのも良い方法です。
三回忌は法事の中でも重要な位置づけにあります。
ですから、欠席するという旨を伝える場合に必要とされるのが慎重さ。
間違っても、電話を受けた時点で「その日は仕事があるから、、、」的な不躾な返事はおこなわない。
欠席する旨を伝えるには婉曲的な表現を使い、相手を気遣う必要があるのです。
即答はまずいとはいえ、先方がしなくてはいけないのが、会場の確保やその後の会食の段取りなど。
そのために出席する人数の把握は必須です。
ですから、なるべく早くの返事が必要となります。
三回忌に声がかかるのは、親しい友人なども含めた比較的広い範囲の関係者。
これが七回忌となると、ぐっと規模は縮小されて、親族のみで営まれるようになります。
ですから、三回忌はまだまだフォーマルな要素が強いもの。
出席する際には平服でも良いとされていますが、略礼服、もしくはスーツの着用は必要です。
ですから、欠席する場合の香典も可能な限り気を使う。
失礼に当たらないように、気を配る必要があるのです。
香典の金額も大切ですが、例えば香典の表書き。
「御霊前」と書いてしまっては、全てが台無しになってしまいます。
49日以降の法要の香典の表書きは「御仏前」もしくは「御供物料」、水引は結にきり。
基本的なものですが、香典を送付する前にもう一度、確認だけでもしておきましょう。
永代供養の総合情報
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