上司に香典を包む、そんな場合の金額の相場
上司やその親族が亡くなった場合の香典、これにも一応の相場はありますが、やはり周りに合わせるのが一番。
香典の金額など、冠婚葬祭は横並びが一番。
上司に特別な恩でもない限り、相場は参考にした上で、目立たないように包むのが良いでしょう。
冠婚葬祭でお金を包むときには、目上にはうすく、目下にはあつくが基本です。
ですから、上司自身や親族が亡くなった場合の香典は、薄くするもの。
後は、あなたの年齢がどれぐらいかによって、金額は上下します。
20代ならば3,000円から、30代以上ならば5,000円から。
上司や親族がなくなった場合の香典は、こんな所が相場と考えれば良さそうです。
その一方で、会社関係ならば社内や課内など、独自の風習もあったりするもの。
例えば、課内で取りまとめて一律2,000円、香典の表書きは「◯◯課 有志一同」、香典返しは遠慮する。
これが風習ならば、従っておくのが無難。
つまり、会社の先輩や同僚にならうというのが無難ということになります。
いつも特別な配慮をしてくれた上司だから、というならば、自身だけで香典を包むのも良いかもしれません。
しかし、香典などは周りに従い、横並びにするのが一番、無難が一番。
そんなふうに考えがちなもの。
ならば、特別目立つことは避けるべきかもしれませんね。
なぜ3,000円という金額は20代までなのか？
それは、近年の香典の当日返しの相場を考えればわかります。
ハンカチなど簡単な物を返すにしても、商品券で返すにしても当日返しの相場は2,000から3,000円程度。
香典を持参して、香典返しで相殺されるのでは、本来の香典の意味がありません。
故人をしのび、遺族を思いやるのが香典の本来の役割。
これを考えれば、3,000円という香典の金額が若い間だけというのも理解できるはず。
会社の上司といった場合の香典に限られたことではありません。
3,000円という金額は、相場としても微妙なものなのです。
後は、香典の包み方。
表書きはフルネームで、裏や中袋には会社の関係者であることがわかるような記述をしておく、このことは基本です。
誰から香典をいただいたのか？これは遺族にとって非常に重要な事項。
大した金額は包んでいないからという理由で、表書きは名字のみ。
裏書きや内袋には何も書かないという香典を見かけることがありますが、これは遺族を混乱させます。
なぜなら、例を欠かないということを重要視するから。
香典を誰からいただいたかがはっきりしない事態を招くようなことは、避けなくてはなりません。
そして、参列は会社関係者でまとまっていくのか、それとも別に行くべきなのか。
これについても、上司との関係で変わってきます。
できれば、こんな場合もなるべく目立つべきではないと考えるのが一般的。
先輩や同僚と歩調をあわせる。
これが、正しい香典の包み方であり、葬儀への参列の仕方といえるでしょう。
永代供養の総合情報
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