婿の祖父との関係に応じて、香典の金額は決まるもの
婿の祖父との関わりは、その家により様々。
ですから、香典の金額もそれに応じてという形になります。
気をつけるべきは篤くする場合、香典の金額だけを高くすれば良い訳ではありません。
関係の深い婿の祖父なら、それらしい対応が期待されているのです。
婿の祖父の場合なら◯万円、こんな風に香典の金額が一覧表になっていれば楽なもの。
しかしそんな風になっていないのは、婿の祖父との関係が、家によってそれぞれ違うから。
しょっちゅう顔を合わせている関係ならば、香典の金額は篤く。
娘と婿の結婚式以来、顔を合わせていない関係ならば、香典の金額は薄く。
こんな風に考えることができるでしょう。
ただ、はっきりさせておきたいのは、婿の祖父、葬儀の喪主は誰かということ。
婿の父親が喪主を務めるようなケースならば、香典の金額は篤くする。
喪主ではないならば、香典の金額は抑え目にもなるであろうということです。
また、自分たちの場合に婿の実家がどの様なことをしれてくれたのか？
これも、香典の金額を考える上で、非常に重要な要素となります。
婿の祖父の葬儀ということは、自身の父親の葬儀の際に婿の実家はどの程度の香典の金額を包んでくれたのか？
これに、喪主は誰だったのか？ということや、婿の祖父と特別な関係はあるか？ということを加味する。
この様にして香典の金額を決めていくというのが良さそうです。
まずは、自身の父親の葬儀の際にいただいた、香典の金額が基本。
これを下回る金額で香典を決めてしまうのは、やってはいけないことでしょう。
例えば婿に恥をかかせる、こんな風になってしまってはいけません。
些細なことで親戚関係はギクシャクしてしまうもの。
香典の金額は慎重に決めるべきでしょう。
万全を期するのは、香典の金額だけではありません。
それまでの付き合いに応じた例を葬儀の場でも尽くさなければ、親戚関係に支障をきたします。
婿の祖父ということになると、親等で考えると３親等、傍系ではあるものの比較的近しい親戚になるのです。
冠婚葬祭だけでなく、盆暮れには必ず顔を合わせていた。
こんな関係ならば、香典の金額を篤くするのはもちろん、葬儀の場では率先して役割を買って出るべきでしょう。
供花や供物をお願いされることもあるでしょうから、そんな場合は快く引き受けましょう。
また、参列する際には身だしなみにも充分な注意が必要なもの。
こちらの立場としては男子を婿に迎えた家、婿の一族から人となりをチェックされているものなのです。
こんな場での、ちょっとしたミスは後々の親戚関係に大きく響いてくるものです。
婿の祖父、近い場合はとことん近い親戚関係です。
香典を篤くするならば、同時に気を使わなくてはいけないことはたくさんあるのです。
永代供養の総合情報
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