先生との付き合いの深さで香典の金額も変わる
お世話になった先生への香典の金額は、場合によって上下するもの。
それでも一応の相場は3,000円から1万円と、決まっているものです。
そして大切なのは、金額ももちろんですが香典の表書き、先生との関係性がわかるようにしておくのがベストだと思います。
お世話になった先生、これはなかなか難しいものです。
例えば中学時代の担任の先生というケースならば、卒業後ずいぶん経っているかもしれません。
習い事の先生ならば、つい先日まで教えを受けていたという場合もあるでしょう。
ですから、先生だから一律、香典の金額はいくらですとはいい難いのです。
香典の金額は、付き合いの深さで変わります。
同じ中学の先生でも同窓会でお会いしただけというのと、同窓会だけでなくプライベートでも顔を合わせているのと。
これでは、香典の金額も違うものなのです。
まあ、ざっくりとした香典の金額の相場は、先生だったら3,000円から1万円。
その中から4と9を避けて、適当に選べばいいのですが、、、まあ難しいですね。
香典の基本は、付き合いが深ければその分あつく。
目上には薄く、目下にはあつく。
そして、葬儀に参列する人の年齢が上がれば、その分香典も金額も上がっていく、この3点です。
いくら参列者が歳をとっても先生は目上の人に当たる、このことは、変わりませんね。
これを元に考えていくならば、参列する人が30代までならば3,000円から5,000円。
それ以上の年令になったならば、5,000円から1万円が相場となります。
先生ならば同級生とか、同じ教室の仲間とか。
プライベートで相談できる相手がいるならば、相談して金額は横並びにするというのもありです。
また、連名でまとめた金額を香典にするというのもありでしょう。
一方で、子どもがお世話になった先生の葬儀。
この場合の香典の金額をいくらにすればよいのか?これについても、上記の相場で問題はないでしょう。
しかし、注意すべきなのは香典の表書きについて。
遺族は、今後の付き合いもありますから誰が参列してくれたかを知りたいものです。
子どもがまだ自立していない年齢なら、香典を出した人の名前。
つまり、保護者の名前が適当なのですが、これだけでは、どのような関係者かまではわかりません。
そこで、香典の内袋には、親の名前と子どもの名前を併記することが必要です。
こちらは葬儀に参列したいだけだし、別に遺族の方に名前を知らせる必要はない。
こんなことをいう人がたまにいるのですが、これは可能ならば避けるべきこと。
誰からかわからない香典があるというのは、非常に困るものです。
ですから、表書きは保護者の名前、内袋には子どもの名前も記入しておくのは大切なこと。
遺族の方々に、いらない手間を掛けさせない上でも、必要なことなのです。
永代供養の総合情報
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